博多、よかとこ
これまでにも、博多には何度も行ったが、いずれも仕事上のことで、博多の街をゆっくりと見る機会は、ほとんどなかった。
しかし、今回は 17日の土曜日に久留米に出張して、その夜は博多で一泊。翌日の日曜日は仕事から解放され、朝からほぼ半日、博多の街をそぞろ歩く幸運に恵まれた。
まあ、晴れ男の私であるからして、前日も降るには降ったが、傘をさすほどではなく、本降りの間は車での移動か、屋内での打ち合わせで、まったく影響なし。翌日の博多そぞろ歩きは、「暑か!」と、にわか博多弁が飛び出すほどに晴れてしまった。
初日は同行のカメラマンと中州の居酒屋で飲み食い。いつも思うが、博多の食い物は、平均点が高い。やはり玄界灘に面しているだけあって、とくに奮発しなくても、魚がそこそこ美味いのである。
宣伝してしまうけど、博多駅に近い「西鉄イン博多」は、一泊 6900円のビジネスホテルとしては、星を 4つぐらい付けたくなるほど文句なしだった。博多に出張するのなら、オススメと言っておこう。
二日目は、朝の 9時にホテルをチェックアウト。まず向かったのが、櫛田神社である。いわずとしれた「祇園山笠」の総元締め。とても雰囲気の明るい神社で、敷地内に「博多歴史館」がある。その近くには、「博多町家 ふるさと館」というのもあり、みっちり博多の町人文化のお勉強をしてしまった。
日本海に面した町人文化の街、酒田で生まれ育った私は、やはり町人文化の花開いた街というのは、肌が合う感じがする。もしかしたら、博多と酒田は、似たような語源から生まれた地名かもしれないし。
上川端商店街では、そこここで山笠作りが始まっていて、なかなか風情があった。
お昼には、かの有名な「かろのうろん」で「大盛りざるうどん」を食した。東京で食べる「博多うどん」は、全然大したことないが、本物の博多うどんは、さすがにちゃんとうまかった。これを機に、偏見はきっぱりと捨てた。
その後は、キャナルシティ博多を見て、住吉神社を参拝、午後 3時過ぎの飛行機で帰ってきたのだが、結論、「博多はよかとこ」 である。また行くことがあったら、さらにいろいろ見て回ろう。
今日は、サービス画像付き。
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