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2006年7月21日

「ブロゴスフィア」 における振る舞い

「今日の一撃」 の本文を ココログ上で書き初めてから久しく、しかも、近頃は本宅 「知のヴァーリトゥード」 よりブログの方が倍以上のアクセスを稼ぐので、私も一応「ブロガー」の端くれであると思っていてもいいようだ。

そのくせ、「ブロゴスフィア」と「アルファブロガー」という言葉を今日始めて知った。

私はなりたくてブロガーになったわけでは決してない。本宅サイトで「今日の一撃」というコラムを毎日更新していたのだが、同じ毎日更新するならブログの方が楽そうなので、本宅サイトのサーバ容量節約の意味もあって、2年前からココログを使い始めたというだけなのである。

だから、「ブログそのものについての考察」的なエントリーは、今まであまりしたことがない。皆無というわけではないが、「ブロゴスフィアの住人の振る舞いのありよう」的なことは、ほとんど論じたことがなかった。

まず念のため、私同様に「ブロゴスフィアって何だ?」という方のために説明しておくと、以下のようなことになるようなのだ。

ブロゴスフィア

ブロゴスフィア(blogosphere)とは、weblogを行う人たちにより構成されている世界、空間を意味します。ブログ圏とも呼ばれます。(ミツエーリンクス 「Weblog 用語集」 より)

アルファブロガー

【alpha blogger】多くの読者に読まれている、影響力のあるブロガー。(Hatena Diary Keyword より)

ほほう。いつの間にか、そんな特殊な世界が構成されていたようなのだね。道理で、ソシアル・ブックマークだのなんだのという、私のあまりあずかり知らない世界での評判に一喜一憂する雰囲気が、まわり(の一部)に漂ったりしているわけだ。

しかし、ウチのブログのアクセス解析の結果をみても、ソシアルブックマークからのリンクでのアクセスなんて、平均すれば 1日に 2~3件だ。こういっちゃなんだが、ユニーク・アクセス数の 1パーセントよりはるか下である。

無視すると言っては語弊があるだろうけれど、申し訳ないが、ほとんど気にしていない。そこでの評判なんて、読もうという気も起こらない。だから私は、「いわゆるブロゴスフィア」の住人としては、あまり「らしくない」振る舞いをしているようなのである。

しかし私のようなブロガーは、少なくとも決して少数派ではないだろうと思う。数の問題じゃないけど。

私としてはブログでブログを語るよりも、ブログで世の中のことを語りたいので、ブロゴスフィア内部のことに興味が向かないのだよね。まあ、最低限のマナーとか知識はおさえておきたいけど。

というわけで、「いわゆるブロゴスフィア」あるいは「狭義のブロゴスフィア」とは、「ブログについて語るブロガーの世界」と言ってしまおう。ただ、これには反論があるだろうし、そもそも私だって、「もっと開かれた世界であるべきだ」 と、自分自身に反論したい気持ちがある。

そんな意味も含めて、私の知る限りにおける魅力的なブロゴスフィア住人として、「煩悩是道場」 の ululun さんを挙げておきたい。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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