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2006年7月14日

ノムヒョン = ベルボトム論

1970年代初頭、ベルボトムという形のジーンズが大流行。20歳前だった不肖私も、恥ずかしながら 2着ほど買った覚えがある。

しかし、その流行もあっという間に下火になり、振り返ってみれば、「なんでまた、あんなものはいてたんだろうね?」と、「気恥ずかしいファッション」の代表格になってしまった。

ベルボトムとは、今さら言うまでもないが、膝下から過激にフレアーしたシルエットで、当時はカウンターカルチャーのシンボルとして、そっち方面にかぶれた若い連中は、こぞってはいたものである。

それはそれは、熱狂的な支持だった。ロック・ミュージシャンも、フォーク・シンガーも、新左翼も、ファッションかぶれも、アート志向派も、ヒッピーもフーテンも、皆、お尻と太腿がぴったりで、膝下がガバガバのシルエットに包まれていたものなのである。

しかし、その流行も 3年ともたなかった。ブームが終わってしまうと、あんなものを身に付けたことを、誰もがある種複雑な感慨で思い出すようになった。

冷静になって考えれば、とても気恥ずかしい格好なのであった。あまりにも無邪気なのであった。自分がベルボトムを履いた写真なんぞがあったら、「恥じゃ~!」とばかり、火をつけて燃やしてしまう者までいた。

というわけで、本日のエントリーのタイトルは、「ノムヒョン = ベルボトム論」ということにするのである。韓国でも、あと何年か経つと、「何であのようなお人を・・・・・・」と、複雑な感慨で思い出されるようになるのではないかと、余計なお世話ながら拝察してしまうのだ。

これ以上は、長々書かなくてもわかっていただけると思うので、今日のところはこの辺でおしまいとする。

ココログのメンテが終わって、少しは軽くなったような気がする。まだまだ予断を許さないが、一応のところは、「やればできるじゃないか、ココログ!」 と言わせていただく。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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