ムクドリの逆襲
今年も常磐線取手駅西口周辺は、ムクドリの大群に脅かされている。何万羽というムクドリが、西口ロータリーの植え込みと並木をねぐらとしていて、夕方を過ぎると、キュルキュルという騒々しい鳴き声があたりに響き渡る。
鳴き声だけならまだいいのだが、ボタボタ落ちてくる糞害は、かなり深刻だ。
夕方、取手駅からロータリーの上のデッキに出ると、まず聞こえてくるのが、キュルキュルとけたたましいムクドリの鳴き声。そして、空を舞う大群のシルエットが目に入る。
まるでヒッチコックの映画を見ているようだ。
そして駅から車を停めてある駐車場への道の途中、電線でムクドリが羽を休めるポイントが 3か所ある。電線にびっしりと並んでいるのが不気味だ。
そのポイントに近づくと、キュルキュルという鳴き声の通低音のように、ポタリポタリと何かが落下している音が聞こえる。もちろん、ムクドリの糞である。雨が降らない日が続くと、道路は白い糞の跡で一杯になっている。
その下を通るのだからたまらない。糞を落とされないように、ムクドリを脅かして一時的に飛び去ってもらわなければならない。
初めのうちは、両手を思い切りパチンと打ち鳴らして脅かすと、ムクドリは一斉に飛び去ってくれた。しかし、あまり強く手を打ち鳴らすので、そのうちに手のひらが充血して痛くなってしまった。
そこで、最近は空のペットボトルを持ち歩いている。これを歩道のガードレールなどの固いものに打ちつけると、カンッとするどい音がして、ムクドリが驚いて逃げてくれる。
彼らは逃げ去ったとしてもすぐに戻ってくるので、飛び立ったばかりのわずかなすきに、そそくさと電線の下を潜り抜けるのである。なかなか大変なことである。
心配なのは、ムクドリがこの音に慣れてしまって、飛び立ってくれなくなることだ。現に、最近では 8割ぐらいしか飛び立たず、残り 2割は悠然と電線に止まったままでいる。
ムクドリの逆襲は、秋が深まるまで続く。
| 固定リンク
「自然・環境」カテゴリの記事
- 晴天の東海道で、大雪の故郷を思う(2026.01.09)
- 「二季」が流行語大賞の候補なんだそうだ(2025.11.19)
- ブラジルには「蚊の工場」があるという(2025.11.15)
- 男体山がすぐそこに見えて、秋の深まりを実感(2025.11.01)
- 11月は気温高めで推移するらしいのだが(2025.10.30)









コメント