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2006年7月12日

日本一の炎上ブログ

ブログ炎上という話はよく聞くのだが、今の日本で最も景気よく炎上しているのが、「【特設】ココログレスポンス問題お知らせブログ」 だろう。とくに 7月 9日のエントリーがすごい。

近頃のココログのシステムとしてのお粗末さと、誠意のない対応に、ユーザーが怒りまくり、呆れ、見放しつつあるのがわかる。

該当エントリーは、「2006年7月9日(日) 12:35からココログの管理画面へアクセスしにくい現象が発生しております」 と告知しているのだが、それに対して、「アクセスしにくいのは、その 3日も 4日も前からだ」 と、馬鹿も休み休み言うがいいとばかりのコメントが、280以上も付いている。

普通は、ブログが炎上するといっても、コメントの中身は賛否両論というのが多いが、この場合は、99%以上が怒りまくっていて、そうでない残りも、単なる気休めである。こんなのは、本当に珍しい。

確かに、私も 7月に入って間もなくから、ココログの管理画面が異常に重いのを認識していた。7月 9日からだなんていうのは、ノー天気にもほどがある。運営会社が、自分の商品の有様を全然知らないことになる。

この告知は、ユーザーの怒りの火に油を注いだ形となった。富士通系は、個人ユーザー相手の商売が、本当に下手だ。(最近は個人ユーザー相手に限ったことでもないけど)

私としては、ココログのレスポンスが悪いのは今に始まったことでもないので、今回の大規模メンテナンスに期待する気持ちになっていたのだが、このブログの木で鼻をくくったような対応をみると、あまり期待できないかなという不安にもかられる。

親指シフトの OASYS を愛用し、パソコン通信時代からニフティ・ユーザーである私には、実に悲しいことである。有名な労働基準法無視の過重労働のせいで、社員の頭の中が判断不能状態になっているんじゃあるまいか。

思えば、ニフティのココログというブログ・サービスは、日本のブログの中でも最も早くから出発した草分け的存在の一つである。それだけに、今のようなブログ・ブームが来るとは予測できず、かなり貧弱なシステムでスタートしてしまったのではないかと思われる。

他の会社からみたら、「ニフティさん、失敗しちゃったね」 ということになるのだろうね。もっと早くから抜本的対策を取っておけばよかったのに、ユーザーの怒りが臨界点を超えるまで、姑息な場当たり的対応しか取らなかったツケが、今になって噴出しているという感じだ。

今回の大規模メンテが終わっても大した改善が見られなかったら、今度こそブログ移転を本格的に検討しなければならないだろう。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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