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2006年12月 2日

谷間シーズンの道路工事ラッシュ

昨日は夜 10時頃に、12時間近くの運転の果てに自宅にたどり着いて、ばったりと寝てしまい、今日は今日で、和歌ログ
3周年の書き込みをしていたので、こっちの方の更新を危うく忘れるところだった。

いっそ今日はパスしようかとも思ったが、連続交信記録を一応継続させておこう。

高速道路は走っていてつまらないので、なるべくならば一般道を走ることにしているのだが、昨日はあちこちで道路工事中がやたらに多く、果てしない片側一方通行の連続で、予想以上に時間がかかってしまった。

山形県、福島県、栃木県、茨城県の 4県を通ってきたのだが、どの県でも工事中が多い。これは、どうみても緊急に必要な工事というのではない。予算消化の関係上、今の時期に集中的にやっておこうという意図がみえみえだ。

一時は 3月の年度末にかけて道路工事が集中したが、最近はそれほどでもなくなった。だが、どこかで予算消化工事をしなければならないから、それが今の時期にシフトしてしまっているのだろうと思う。

あまり 12月下旬までかかると、帰省ラッシュの障害になるから、遅くとも月の半ば頃までには終了させてしまおうということなんだろう。なかなか大変なことである。

山形県の月山の中腹を走る国道 112号線 (通称 六十里越街道) などは、雪がしんしんと降っていて、気温は 0度と表示されていた。その寒さの中で、旗を振って交通整理をしている人は、それはもうまん丸に近いほど着ぶくれていた。あのくらい着込まないと、寒くてやってられないんだろう。

こんなに寒くない時期に工事をすればいいと思うが、それだと、紅葉狩りの観光シーズンに重なってしまうのだろう。一番文句の出ない時期というのが、11月末から 12月初旬という谷間のような時期になってしまうのだろうなあ。

それにしても、民間企業では節約をすれば褒められるのに、お役所というところは、無駄な工事だろうが、お金を使い切らないと怒られてしまうのだから、こんなことになってしまう。複雑な思いがするなあ。

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コメント

道路工事の時期についてtakさんは「谷間の時期」と言う風にお考えのようですが、私はちょっと違うのではないかと思います。
この時期に工事を集中させるのは工事業者や土木作業員たちの年越し資金を稼がせるためと言うように思うのです。
特に冬場の土木作業者の多くは出稼ぎの方など、年末年始の何かと金銭が必要な時期に農閑期で収入が少ない方々が多いのではないでしょうか。その方々に年越しの資金を稼いでもらうことは実は工事を発注する自治体にとっても余分な予算(失業、病気、ホームレス化など?)を削減することと捉えられているのではないかという理由からです。

投稿: fujioka | 2006年12月 3日 22:53

Fujioka さん:

>特に冬場の土木作業者の多くは出稼ぎの方など、年末年始の何かと金銭が必要な時期に農閑期で収入が少ない方々が多いのではないでしょうか。その方々に年越しの資金を稼いでもらうことは実は工事を発注する自治体にとっても余分な予算(失業、病気、ホームレス化など?)を削減することと捉えられているのではないかという理由からです。

う~ん、どうなんでしょう。

というのは、今どき、専業農家というのはかなり少なくなっていて、農繁期に収入が減少するというケースは、それほど多くないんじゃなかろうかということもあるし。

失業、ホームレス化を防ぐために、年末に工事を集中させているというのは、私としては、ちょっと考えにくい気がします。

自治体が労働者を直接的に雇って給与を支払うというなら、まさにどんぴしゃりのタイミングとなりますが、間に何段階もの契約関係が入っているのでしょうし。

投稿: tak | 2006年12月 4日 00:34

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