年賀状は手間がかかる
ようやく年賀状に取りかかっている。ほとんどパソコンに任せきりだから、楽と言えば楽だが、デザインには案外凝ってしまう方なので、その結果、印刷に手間がかかる。
印刷を計時してみると 1枚あたり 130秒かかっているので、150枚だと単純計算で 5時間 40分、実際には 6時間以上かかるだろう。
というわけで、夜の 7時頃から始めた印刷が、夜中を過ぎてもまだ終わらない。持久戦である。印刷しただけでは終わらず、手書きで何か一言添えることにしているので、2日がかりになってしまう。元日に届けられるのは、まず無理だろう。申し訳ない。
年賀状といえば、今年の 5月 1日のエントリーでも触れたことなのだが、私は「新春のお喜びを……」とか「迎春」とかの文字は、絶対に書きたくないというこだわりをもっている。
というのは、「新春」というのは旧正月だからこそ言えることなのだ。今度の旧正月は、2月 18日で、まあ今度に限らず、旧正月というのはたいてい立春を過ぎている。昔の正月は、文字通り「新春」を迎える行事だったのだが、寒の入りにもなっていない新暦の正月に「新春」なんていうのは、空々しすぎるだろう。
どうしても「新春」とか「迎春」とか書きたかったら、その年賀状が旧正月に着くように書けばいい。
印刷の話に戻るが、今年のインクジェット用の葉書は少し使いやすくなったようだ。去年までの葉書は分厚すぎて、インクジェット・プリンターのフィードにかかりにくく、しょっちゅう中断されてしまっていた。今年は少しだけ薄くなって、コシを弱くしているような気がする。
あまり薄くしすぎると、今度は印刷文字が裏面に透けてしまって具合が悪いので、その微妙なさじ加減に苦労した跡がしのばれる。
さて、年賀状を仕上げたら、今度は大掃除の仕上げだ。年末は忙しい。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- エアコンって、もはや「必需品」なのだね(2024.09.05)
- 日本人の「酒離れ」を、ちょっとだけ深読み(2024.08.28)
- パリの人たちは、やっぱりウンコ強い(2024.08.24)
- 「"喉仏" の骨」という謎が解けた(2024.07.31)
- 義父(妻の父)が大往生を遂げる(2024.07.29)
コメント