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2006年12月 8日

ニフティさんの、とんだ上場祝い

ココログの長時間メンテナンスにより、「今日の一撃」の更新は、2日間にわたり、はてなブログ のみで行なう変則措置で切り抜けたが、なんと、ココログはバージョンアップに失敗し、元の状態に戻してしまったんだって (参照)。

要するに、53時間もかけたのに、何にも変わらなかったということだ。

昨日、出張した金沢のホテルに戻り、はてなだけにアップしたデータをココログにコピーしようとしたのだが、バージョンアップしたにしては、レスポンスが全然改善されていないので、どうしたのかと調べたら、この体たらくだった。

まあ、ニフティさんお得意の「メンテナンス、バージョンアップの結果、レスポンスがますます悪化」というケースよりは、前のままという方がまだましなので、妙な安心のし方をしてしまっているのだが。

ニフティがココログのバージョンアップを 12月 7日の完了予定で開始したのは、もちろん、この日に、東証二部に上場が予定されていたからだろう。上場祝いに華々しく(?)ブログのバージョンアップを成功させて、株価を上げちゃおうという目論見だったのだろうけれど、大失敗で逆効果だったようだ。

結局は、21万円の売り出し価格を下回る 20万3000円の終値となったらしい。でも、この程度で済んでよかったね。ココログの失態がもっと大々的に取り上げられたら、多分 20万円を切っていただろう。

もっともココログのバージョンアップ失敗は、昨日の 15時頃になって初めてわかったことなので、このマイナス効果は今日になって本格的に現れるかもしれない。

このバージョンアップに向けたメンテ自体が、しっかりした確証もなく、単に 12月 7日の株式上場にタイミングを合わせるために見切り発車したものだったとしたら、もともとそれほど大したものでもなかったニフティへの信頼は、ますます地に落ちたといえる。

ココログのメンテというのは、前回のただ一度を除いて、うまくいった例がないので、本当に大丈夫かなあと不安だったのだが、今回も期待を裏切らず(?)きっちり失敗してみせてくれたわけだ。とんだ上場祝いである。

次はうまくやってね。ニフティさん。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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