ブログの文壇をブロゴスフィアというのか
近頃、「知のヴァーリトゥード」 のユニーク・アクセス数が、平日だと 300を遙かに越えるようになった。ブログの "Today's Crack" はその倍近くなので、両方合わせたユニークアクセスは、平気で 1000を越えてしまう。
我ながら増えたものだと思うが、世の中にはもっとすごいブロガーがいる。
私は 5年前に自分のサイトを始めた頃は、1日に 30人が 50回来てくれるサイトになればいいと思っていた。それは 1年足らずで達成してしまい、それからは、100人が 200回来てくれればいいと思うようになった。
それが実現したのは、たかだか昨年の初め頃である。その頃はブログと合わせたユニーク・アクセスは、1日に 500ぐらいだった。そして私は「もう、これで十分」と思っていた。それ以後は、意識してアクセスを増やそうという気はなくなってしまった。
ところがおもしろいもので、そんな気になってからの方がアクセスの伸びは大きく、それから 1年足らずで、さらに倍以上に増えてしまったわけだ。私としては、本当にもうこれで十分である。これ以上増えてしまって、コメントががんがん付くようになったら、管理が大変だ。
ところが、世の中には 1日のアクセス数が 2000や 3000では済まないブログがいくらでもあるようで、そうした影響力の強いブロガーを、アルファブロガーというらしい。そしてそのアルファブロガーを選出したサイトというのまである。
このサイトでは、年ごとのアルファブロガー選出を 3年続けて実施していて、2006年のアルファブロガー 40傑も発表されている (参照)。
私はこの企画を近頃初めて知ったのだが、発表されたベスト 40のうち、もともと知っていたブログはいくつもなかった。私はあまり他の有力ブログを意識していないブロガーであるらしい。とはいえ、この際だからそのうちのいくつかを、私のはてなアンテナに加えさせていただいた次第である。
「そのうちのいくつか」 というのは、その他の大多数は、私にとっては「あんまりおもしろくないな」と感じてしまったからである。世の中で「アルファブロガー」と認められていても、それらの全てがおもしろいとは限らないようだ。
そして、ちょっと驚いてしまったのだが、ここで選出された「アルファブロガー」の中には、更新頻度がそれほど高くないものが結構多いということだ。せっかくアンテナに加えたのに、あまり更新されないから、頻繁に読むこともないのだ。
私なんか、毎日更新していてこの程度なのに、1週間に 2回や 3回程度の更新で、そんなにまで影響力が強いと認められるというのは、どこが違うのかなあと、単純にびっくりしてしまったのだ。
何だか、ブログの世界でも「文壇」みたいなものができつつあるのかなんて思ってしまった。ああなるほど、ブログの世界の文壇を「ブロゴスフィア」というのか。
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