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2007年3月 3日

FTTH 接続騒動

我が家のインターネット接続が、昨日から NTT 東日本の B フレッツになった。これでようやく FTTH の仲間入りである。

2月 1日から、うちの地域も光ファイバーでカバーされていていたのだが、かなりの順番待ちがあって、我が家の工事が終了したのが、昨日の午後のことである。

私が家に帰ってきたのは夜になってからで、既に「ひかり電話」への分岐とブロードバンド・ルーターを兼ねたデバイスが、ピカピカ光っていた。

ひかり電話は既に稼働しているが、インターネット接続の設定は自分でやるということらしい。そりゃそうだ。パスワードもあるしね。

で、ブラウザを立ち上げてルーターの設定をしようとしたら、妻が「これを使うと、とても簡単にできると言ってたわよ」と、1枚の CD を差し出した。ここで、ハードなオタクだったら、「ふん、そんなガキンチョ向けのもの使わないよ!」なんて思うところだが、私は何しろ楽なものが大好きだから、さっそくセットしてみたのである。

そうすると、設定画面ともいえないほどの単純な画面が出てきて、私のプロバイダ接続に関する ID とパスワード、そして DNS を入力すると、それであっという間に設定が終了した。簡単すぎである。

ところが問題はそこからだ。「終了」ボタンを押して、ルータの内部で処理が済んだら、ルーターの 「PPP」 という表示ランプが緑色に点灯するというのだが、これが全然点灯しないのである。一体、これは何なんだ。多少時間がかかる場合もあるということだが、5分経っても、10分経っても点灯しない。

ははあ、もしかして、Nifty の接続サービスが、ADSL コースのままだからではあるまいかと、モバイルのノート PC を取り出して、PHS 接続で、オンラインのコース変更を申し込もうとした。

ところが、Nifty のサイトで B フレッツへの変更を申し込もうとすると、コンサルティングを受けて、NTT の工事を終了してからでなければならないので、まずコンサルティングを受ける日程の予約をしなければならないとある。

こっちは B フレッツは既に開通済みだっていうのに。本当にもう、話が通じないんだから。

前の画面に戻って、「既に B フレッツが開通している場合」 というコースを選択しても、どうしても途中から同じ画面に誘導される。「お前が 『既に B フレッツが開通している場合』と言ったくせに、なんでこうなるんだ!」とぶち切れかかる。

さっさとコース変更だけ受け付けてくれればいいのである。とはいえ、他に受け付ける画面が見当たらないので、そのまま申し込んで終了して、ふとルーターを見ると、あれだけ点かなかった 「PPP」 のランプが点灯している。

ありゃ? とばかりに、デスクトップでブラウザを立ち上げたら、何のことなく、快速のインターネット接続が実現していた。

で、面倒なのは、すぐに届いた Nifty からのメールである。コンサルティング希望日に NTT から連絡が入りますなんてことが書いてある。てことは、インターネットが接続されたのは、さっきの申し込みでコース変更が受け付けれられたためではないというのは明らかだ。

要するに、光ファイバーというのは、つながったら速いが、つながるまでは遅いもののようなのである。

で、しょうがないから、コンサルティング云々は要らないから、「コース変更」だけ受け付けてくれとのメールを返送したのだが、Nifty というところは、光ファイバーへの変更は、全部事前に自分のところを通さないといけないと思っているようなのである。

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