ペコちゃんの恩を、忘れるんじゃないよ
不二家が不祥事発覚で窮地に追いつめられたとき、私は妻と、「これで、不二家が潰れずに済んだとしたら、それはほとんど、ペコちゃんのおかげだろうね」と話していた。
そう、不二家はなぜか、そんなに滅茶苦茶な攻撃を受けずに済んだのである。それはペコちゃんが防御壁になってくれたのだ。
ところが、「外部から不二家を変える改革委員会」(委員長=田中一昭・拓殖大教授)が、「さらに前進するという気概を持って、新しいキャラクターを生み出すぐらいの活力が必要」なんていう提言を打ち出したんだそうだよ。
そして、それを真に受けてしまった不二家側も、新キャラ作成を検討する特別チームなんかを作ったんだそうだ。以下は Yomiuri Online からの引用である。
不二家は、若手社員を中心に「キャラクター分科会」を設置。約1年かけてキャラクター戦略を練る方針だ。同社の永森徹・特別顧問も3月1日の記者会見で「ペコは大事に守っていくが、新しい不二家を象徴するような何か視覚的なものが欲しい。ペコに並ぶキャラクターなど幅広く検討中」と話した。
改革委員会の顔を立てようなんてことで、こんなポーズを取ってみせているんだろうが、馬鹿馬鹿しい。私個人としては、ペコちゃんにはとりたてて思い入れはないけれど、市場における好感度でいえば、ペコちゃんには圧倒的なものがあるのだ。
ペコちゃんという愛されるキャラがあったからこそ、あれだけの不祥事もかかわらず、不二家は、雪印の時ほどの叩かれ方をせずに済んだのである。誰もが「不二家は悪いが、ペコちゃんは悪くない」と思っていたのだ。「ペコちゃんがかわいそう」という声も上がっていたではないか。
これは情緒的にすぎる寝ぼけたお話かもしれないが、結果論としてペコちゃんは、大きな防御壁になってくれたのだ。
これほど有力なキャラを持ちながら、「ペコに並ぶキャラクター」なんてものをこねくりあげたら、宝物をどぶに捨てるようなものである。イメージが拡散するだけでなく、市場の反発だってあり得る。悪いことは言わないから、新キャラなんて検討する前に市場調査を実施した方がいい。
その上で、「ペコちゃんへの支持が圧倒的であることが判明」とか何とか言って、ペコちゃんそのものに、新しい命を吹き込めばいいのだ。
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コメント
潮来から、こっちへ書いちゃいますが、その通り!!!!!
ニュースを聞くたびに、私の頭では「ミルキーはママの味♪」という
歌が流れ、ペコちゃんの舌がチョコンとでてるあの愛らしい姿が
浮かび、「ペコちゃんは悪くない」と思っていましたとも。
七五三のとき、ペコちゃんの千歳あめがうれしかったなぁとか
そういう懐かしい思い出も蘇りましたもの。
ペコちゃん一筋で居て欲しいものです。
投稿: banan=budapestlife | 2007年3月25日 06:43
私もペコちゃんがまもってくれたのだと思いました。
ペコちゃんが、ペコペコ?になるまで(ボコボコかな?)打たれてもがまんした。
ところで、昔はペコちゃんのパートナーとして、「ポコちゃん」という男の子がいませんでしたか?
いつのまにかわかれたのでしょうか?
投稿: alex99 | 2007年3月25日 12:40
「いつのまにわかれたのでしょうか?」は
「いつの間にか、別れたのでしょうか?」と訂正。
投稿: alex99 | 2007年3月25日 12:42
私もそう思います。我が家でも話してました。不二家はペコちゃん神社を作るべきだと話してました。病み上がりなのでここまでで、失礼します。
投稿: KEICOCO | 2007年3月25日 20:15
banan=budapestlife さん:
alex さん:
KEICOCO さん:
恐縮ですが、まとめてレスさせて頂きます。
「何を寝ぼけたことをほざいてるんだ」 というリアクションの方が強いんじゃないかと、内心びくびくで書いたんですが、やっぱり、ペコちゃんの霊験(?)を感じた人が多かったんだと知り、ほっとしてます。
改革委員会のコメントは、「宝物をドブに捨てろ」 と言っているようなもので、マーケティングをわかってない人たちなんじゃないかと、むかつきました。
KEICOCO さんの 「ペコちゃん神社」 案は、まさにその通りだと感じ入りました。
ところで、本当にポコちゃんは、どうしたんでしょうね。
投稿: tak | 2007年3月25日 20:21