「つくばうどん」 という新名物
先月半ばのニュースらしいので、今頃取り上げるのもナンなのだが、今日初めて知ったので、書いてみたくなった。「つくばうどん」 というものが登場するらしいのである。
「つくばエクスプレス」 の開業で、つくば周辺がやたらと盛り上がっているのだが、それに乗って新名物を企画したというのだ。
どこに特徴があるのかというと、どうやら「具」にあるらしいのである。それを「つくばうどん」というネーミングにうまくこじつけている。
「つくば」の「つ」は筑波地鶏のつくね、「く」はきのこやごぼうの黒野菜、「ば」はローズポークのばら肉と、ちょっと苦しいかもしれないが、筑波山周辺の特産物を使っている。
写真では、ちょっと見、「けんちんそば」をうどんに置き換えたみたいなイメージである。元々、茨城県はけんちんそばの本場なので、こんな感じのメニューは自然に考案されたのかもしれない。
ただ、ニュースでは具ばっかり紹介されて、肝心の麺については一言も触れられていない。どんな感じの麺になるのだろうか。うどんに限らず麺類というのは、いくら具がうまくても、麺がしっかりしていないとどうしようもない。一度食べてみるまでは、何とも評価のしようがないのである。
ところで、もうちょっと調べてみたら(参照)、この「つくばうどん」というのは、筑波山温泉旅館組合青年部(蔵本剛部長)の企画によるものだそうで、実はバームクーヘンの「つくばうむ」、筑波山からの夜景をPRした「つくば大星雲」に続く第三弾なんだそうだ。
へぇ、すぐ近くでこんなプロモーションをしているなんて、全然知らなかった。つくばうむの方はどうだか知らないけれど、筑波山からの夜景は確かにオススメなので、見に来てもらっても損はないと思う。
ただ、プロモーションを運営する筑波山温泉旅館協同組合の公式ページというのをみても、つくばうどんも、つくばうむも、つくば大星雲も、一言も触れられていないのが、「いかにも」という気がする。
同組合青年部、蔵本部長は「今、筑波山が変わらないと、いつ変わるのか」と危機感を募らせているというが、このあたりから変わらないと、ちょっと先行きが心配だ。
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