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2007年4月 7日

受話器のコードのグルグル

今日のテーマは、本当に些細なことである。多くの人にとってはどうでもいいことに違いないと思う。しかし、私はこれが気になって気になって、仕方がないのだ。

何かというと、電話の受話器と本体をつなぐコードのループ(グルグル)が、途中から逆巻きになってしまうことである。

受話器のコードのループが、最後まで同じ向きになっているというのは、ほとんどないんじゃないかと思う。私のオフィスの電話もご多分に漏れず、途中で逆まきになっている。

私は基本的には大ざっぱな性格ではあるのだが、時々どうでもいいような細かいところが気になってしまったりする。とくに、この受話器コードの逆巻きなんかは、心の琴線に触れすぎだったりするのだ。

で、気が付くとグリグリ直しているのだが、何日か経つと、またしても逆巻きに戻ってしまったりしている。

この逆巻きが発生するのは、受話器を利き腕である右手で取って、話しながらメモをとったりするために左手に持ち替え、そのまま戻したりすると、コードにねじれが生じて、それがたまって逆巻きになってしまうのだと説明されている。(参照

しかし、逆巻きを戻すために、あんなにグリグリしなければならないのに、自然にそうなってしまうとは、実感としてはなかなかしっくりこないのである。できることなら、順巻きから逆巻きに変わってしまうその瞬間を目撃してみたいものである。

それから、コードの動きを自然にするために、途中から逆巻きにしてあるのがデフォルトだという説もあるが、そうかなあ。こんど、家電量販店の店頭で確認してみよう。

あ、それから、この受話器のグルグルのコードを、業界用語では 「カールコード」 っていうのね。勉強になった。

【4月 11日 追記】

コードの動きを自然にするために、途中から逆巻きにしてあるのがデフォルトだという説は、ウソだった。今日、家電量販店の ケーズデンキの売り場に行ったところ、ずらりと並ぶ電話機のコードで、途中から逆巻きになっているものなんて、一つもなかった。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。僕もこれは気になると言うか気に入らなくて直すタイプです。

電話と言えば右利きの人はメモを取る場合、右耳で聞いた方が能率いいと言う話しを聞いてそうしてましたが実際どうなんでしょう?(笑)

当然左手で受話器を右耳に当てるとゆう窮屈な体勢になりますがそうすれば逆巻きになることは少なくなると思います。
ならないとは言えませんからね(笑)

投稿: はじ | 2007年4月 7日 10:34

はじ さん:

>僕もこれは気になると言うか気に入らなくて直すタイプです。

おぉ、お仲間ですね。私だけじゃないんだ ^^;)

左手で右耳に当てるというのは、ちょっと窮屈ですね。

大昔の NHK ドラマ 「事件記者」 では、受話器を肩と頬にはさんで通話しながら、手に持ったメモ帳にメモを取るなんて芸当がありましたが、実際にはいくら新聞記者でもあんな難易度の高いことはしないんじゃないかなあ。

それとも、昔の無骨な受話器ではできたんでしょうかね。少なくともケータイでは、かなり難しいなあ。

投稿: tak | 2007年4月 7日 10:52

僕も気になります、あれ。
どこの電話機でも必ず全部直す。
部屋はゴミだらけなんだけどなあ。
「御多分に漏れず」
でTechnorathi検索してきました。

投稿: ぽくぽく | 2007年4月10日 00:37

ぽくぽく さん:

すみません。コメントに気付かないでいて、とんでもない亀レスになりました。
(もう読んでもらえないかな)

>「御多分に漏れず」
でTechnorathi検索してきました。

検索にヒットしたのは 「知事が長くなると」という記事のコメントですね。多分。

https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2007/03/post_73df.html

投稿: tak | 2008年9月12日 16:06

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