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2007年6月12日

ラニーニャ発生 - 当たりそうな 「しっくり感」

私は 6月 5日に、"ラニーニャが発生するすると言われている割には、「発生した」とは全然伝えられず、わけがわからない" というようなことを書いている(参照)が、実は、遅くとも 5月には発生していたらしい。(参照

へぇ、5月下旬の時点では、「6月にも発生する見込み」(参照) なんて言ってたのにね。

まあ、あら探しは止めておこう。気象データというのは、きっとかなりデリケートなもので、いろいろと検証を重ねてからでないと、確信をもった発表ができないんだろうということで。

というわけで、ラニーニャ発生の年の夏は、日本では猛暑、小雨になりやすいんだそうだ。で、前回のラニーニャは、2005年秋から 2006年冬にかけて発生したということだが、この年の冬は、記憶にも新しい豪雪の冬だった。

あの、特急いなほが突風に煽られて脱線転覆してしまった年の冬である。本当に本当に、大変な冬だった。(なお、この件に関しては、ぜひ読んでいただきたいエントリーがあるので、よろしければ、以下をクリックしていただきたい)

 羽越線脱線事故・外伝

話は戻るが、ラニーニャが発生すると、夏はくそ暑く、冬はくそ寒くなりやすいということなのか。つまり、夏はより夏らしく、冬はより冬らしくなって、結局は「過ぎたるは及ばざるがごとし」というような傾向になるのだな。

逆にエルニーニョになると、「日本では長梅雨、冷夏、暖冬となる事が多い」と、Wikipedia には書いてある(参照)。夏らしくない夏とか、冬らしくない冬ということになるようだ。「及ばざるは過ぎたるが如し」 なんていう格言はないが、そんなようなことか。よく覚えておこう。

私はその 6月 5日のエントリーで、以下のように書いている。

でも、私は昨日、我が家の裏の土手の道を歩いて、「この夏は猛暑になりそう」との予測を信じることにした。昨日の日射しを浴びて、なんとなくしっくり来てしまったのである。

で、どうやら、この 「しっくり感」 は当たりそうな雲行きなのである。やれやれ、こんな予感は別に当たらなくてもいいのに。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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