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2007年6月11日

PC と落雷被害

この 2~3日、昨年 7月 15日のエントリー「落雷でパソコンが死んだ」にアクセスが集まっている。もしかしたら、同じ被害に遭った人が多いのかもしれない。

このところ妙に雷が多くて、とくに昨日なんかは、やたらとゴロゴロ鳴っていた。あちこちで落雷被害もあったらしい。

「落雷/PC」 のキーワードでググってみたら、やや古いニュースだが、Japan.internet.com の記事が見つかった。情報機器への落雷対策について調査で、「全体の 80.6%が雷被害については知っているものの、具体的な対策を取っているのはわずか 19%」 ということがわかったというのである。

このニュースの日付は、2005年 7月 15日。奇しくも、私のパソコンが落雷で死んだちょうど 1年前である。ああ、こんなことなら、もうちょっとしっかりと意識していればよかったと、悔やんでも遅い。

落雷被害から PC その他の情報機器を守るには、ただひとえに、雷がひどくなったら、電源をコンセントから抜くことだ。しかし、雷のサージは電源コードから進入するだけではない。インターネット回線からも入ってくる。だから、ネットワーク接続のケーブルも抜かなければならない。

昨年、私のパソコンが死んだケースでは、パソコン本体の電源ユニットと、LAN カードの両方が死んでいた。つまり電源とインターネット回線(当時は ADSL)の両方からものすごい電圧がかかったということである。インターネット回線から入ったので、当然ルーターも死んでいた。

それに「マーフィーの法則」 のいう通り、間の悪いことは間の悪いタイミングで起こるもので、私はその時、パソコンの電源を抜き忘れて、2泊 3日の帰郷をしていたのである。私は 1泊以上の留守にするときには必ずパソコンの電源を抜いておく習慣なのだが、その時に限って、休止状態にしたまま電源をつなぎっぱなしだったのである。

電源さえ抜いておけば、ルーターと LAN カードの損害だけで済んだのに。おかげで新品の DELL を買って、予期せぬ散財だったのだ。

とまあ、高い授業料を払ってしまったが、昨年死んだパソコンは、今年春に、電源ユニットと LAN カードの交換で、ついに生き返ったのであった。不幸中の幸いで、マザーボードまではいかれていなかったのだ。

生き返ったパソコンは、今、階下のリビングルームで、家族用のパソコンとしてしっかりと活躍してくれている。以前の家族用は私の大昔のお古で、気が遠くなるほど動作がのろかったので、生き返ったパソコンを使う家族は、ハッピーである。

というわけで、世の中、何が幸いするかわからないのである。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

「抜く」に勝る雷対策はありませんが、
こんな商品もありますよー。
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=TAP-SPTEL2&cate=1

投稿: bono | 2007年6月12日 09:07

bono さん:

雷ガードのご紹介、ありがとうございます。

ただ、私の場合、これに類したものをかませてたんですが、やられちゃいました。

本当に至近距離に落雷してしまうと、役に立たない場合もあるみたいで、過信は禁物です。やっぱり、電源を抜くのが一番のようですよ。

投稿: tak | 2007年6月12日 11:17

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