日本人は Yahoo がお好き
日経リサーチが 5月30日に発表した調査結果によると、日本のインターネット・ユーザーの 6割が Yahoo!JAPAN をスタートページに設定しているという。(参照)
半分以上が、Yahoo Japan を起点としているわけだ。ざっとみても、Google の 7倍近くである。すごいなあ。
ちなみに、私の場合は、「スタートページは何?」 という質問はあまり意味をなさない。かなり以前からタブ・ブラウザーの Firefox を使っているので、単数形の 「スタートページ」 ではなく、複数形の 「スタートページズ」 になってしまっているのだ。Firefox を起動させると、一挙に 9つのタブに 9つのサイトが表示される。
これは、ブロードバンドなればこその荒技で、ADSL 時代でもあまりストレスは感じなかったが、FTTH 化してからは、ますますあっという間に表示されるようになった。6.0 以前のバージョンの IE を使っている人は、この感覚は理解できないだろうなあ。
ところで、件の調査結果に関する疑問なのだが、6割の人がスタートページに使っているという Yahoo! JAPAN だが、このうちの、何割が My Yahoo なんだろう? ちなみに、私は My Yahoo を設定してあるのだが、自分の「スタートページズ」の 9サイトには入れていない。
周囲を見渡すと、確かに Yahoo Japan をスタートページにしているらしい人は、かなり多く見かけるが、My Yahoo にしてある人は、あまり見たことがない。私は、Yahoo をスタートページにするなら、My Yahoo にしなければ、その意義は半減すると思うのだがなあ。
ところで Yahoo がこんなに強いのは、日本の特殊事情であるらしい。米国では、Google がかなり強いらしいから。
で、私は米国で Google が強いのは、表示が軽いからじゃないかと思っている。米国は、インターネット・ユーザーは多いが、ブロードバンド普及率はそれほど高くない。多分、市内電話が定額制という地域が多いので、一度ダイヤルアップでつないでしまえば、ほとんど常時接続みたいなものだからかもしれない。
だから、米国人は割と軽いサイトが好きである。画像なんかあまり使わずに、テキスト主体のデザインが多いのだ。Google のデザインなんて、多分、米国人好みなのかもしれない。
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