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2007年8月15日

日本なら 「銘菓」 になるだろう、ニセ卵

中国で「ニセ卵」が出回っているとのニュース(参照)を聞いた時は、いくら何でも「段ボール肉まん」以上のガセネタだと思った。

卵のニセ物なんて、作るのはとても難しいだろうし、本物よりコストがかかるニセ物なんて、作っても意味がない。ところが、さすが中国である。どうやら本当のことらしいのだ。

昔、母親が「自然というのはスゴイ」というのを聞いた。その論拠は、「だって、卵なんて、人間が作ろうとしてもできないのに、自然は簡単に作ってしまう」というのである。「自然はスゴイ」というのを、「神様はスゴイ」と言い換えている人もいる。

まあ、ことほど左様に卵は自然の創造の傑作とまでいえるようなもので、人間が同じ物を作ろうとしてもできないものであると、私なんか幼い頃から刷り込まれていた。だから「ニセ卵」 なんてガセネタに違いないと、つい思いこんだのである。

ところが、どうやらあったようなのである。こちら を参照していただきたい。卵の殻までついたきちんとした「完成品」 の画像がないので、100%信じるには至らないが、少なくとも、殻の「中身」までは作られている。あとは、殻となる原料で覆って、乾かすか何かすればいいのかもしれない。

これをみるに、中国という国で「ニセ卵」なるものが存在する余地があるのは、ひとえにゆるゆるの品質基準というか、大ざっぱさというか、テキトーというか、とにかく、メンタリティが違うことによるものとしか思われない。

日本なら「これのどこが卵だよ !?」と言われるに決まっているような代物を、「卵」として流通させるという思い切りの良さ。そして消費者の方も、薄々(というか、確実に)ニセ物と知りながら、それでも「卵」として認めてしまっているという大らかさ。大したものである。

どこからどうみても、本物の卵とは思われないものを、バターとマーガリンほどの区別もせずに、「超安い卵」ぐらいの感覚で使っているのかもしれない。これで、体に有害でさえなければ、めでたしめでたしということなのだが。

日本だったら、無害な原料を使って、「銘菓」として売り出してもおかしくないだろう。それを試みて、中国から 「知的所有権侵害」 で訴えられるという快挙を、誰かやってみてくれないかなあ。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

銘菓といえば「かもめの玉子」ですか(笑)

そういえば「人造いくら」というのがありましたね。あれは天然のいくらが高価だったから廉価な模造品として作られたのだと思いますが、鶏卵のようなありふれた食品で模造品を作るというのはよく理解できません……。

投稿: 山辺響 | 2007年8月15日 13:10

山辺響 さん:

「かもめの玉子」 というのは、今日初めて知りました。
ググってみたら、あちこちのサイトでなかなかの評判ですね。

画像から想像するに、食感はもろに和菓子という感じですね。
中国のは、ゼリーっぽい感じかな。

投稿: tak | 2007年8月15日 14:18

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