米国の雰囲気選挙
米国大統領選挙への動向は、オバマ氏の提唱する "Change" という標語がうまく機能し続けるか、単なる雰囲気だけで終わってしまうかというのが、当面の焦点だと思う。
1991年の選挙で、やはり "change" を錦の御旗にして当選したビル・クリントンにしても、結局は何を変えたんだかウヤムヤだし。
ビル・クリントンが変えようとしたのは、今のジョージ・ブッシュの親父のジョージ (西洋人て、親子で同じ名前が多いから面倒だ)時代の、景気後退の雰囲気にも影響された何となく閉塞感のある政治に、ベビー・ブーマーズの価値観で新風を当てようということだったと思う。
しかし、その息子のジョージ・W・ブッシュ(親父はジョージ・H・W・ブッシュね)の場合は、別に声高に "change" と訴えなくても、放っとけば変わらざるを得ない状況を作り出しちゃってるので、やっぱり "change" だけでは、そのうちボロが出る。アメリカ版バブルも崩壊しちゃってるから、きちんとした経済政策も示さなければならないだろうし。
今のところは、"Change" 一点張りの気楽さで押し通せる立場のオバマ氏の方が、「あるところでは変革して、あるところでは変わらずに」みたいな中途半端を言っているヒラリーよりもインパクトが大きいのだろうが。
しかしそんなこんなで、下手すると「民主党のご両人て、結局、雰囲気だけじゃねぇの?」 ってところに気付かれてしまいかねない。二人とも、実は大したこと言ってないのだ。本当にあの超大国を任せて、大丈夫なのかという気がしないでもない。
今のところ、時期大統領は民主党のオバマかヒラリーのどちらかだと思われているけれど、やっぱり、「雰囲気より実を取らなきゃね」ってなことで、蓋を開けてみるとどんでん返しで、共和党の誰かが勝っちゃうなんてことになりかねない。
とはいいながら、共和党の候補者って、本当に皆、悲しいぐらいにじいさんぽいのだよね。キャンペーン・サイトのウェブ・デザイン (参照) をみると、本当に、一世代ぐらい違う印象を持ってしまう。
で、ひるがえって日本をみると、米国の共和党以上に、見事にじいさんぽいということに愕然としてしまうのだよ。
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