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2008年2月16日

モバイル・ ブロードバンドは迷うなあ

いやはや、近頃疲れがたまっていて、昨夜もブログの更新なんてものをする気になれず、いつベッドに入ったのか記憶にないほど、いつの間にか眠ってしまっていた。

で、今日は自宅でデスクワーク。仕事がオフというわけじゃないが、どこにも出かけなくて済むだけ、疲れが取れそうだ。

ところで、近頃インターネット関連で迷っていることが 2つある。モバイルのインターネット接続をどうするかということと、「知のヴァーリトゥード」を独自ドメインにしてしまおうかどうかということだ。どちらもとくに緊急を要しないことだけに、いつまでもだらだらと迷っている。

現在、モバイルのインターネット接続は、Nifty Mobile P というのを使っている。完全定額制で、月額は契約当時は確か 9,000円ぐらい取られていたような記憶があるが、現在は 6,825円まで下がっている。

これは PHS サービスで、日本中のフツーに人が暮らしている地域なら大体カバーされている。出先や出張先で、ひょいとスタバなんかに入ってインターネット接続し、和歌ログの更新なんかをするのに重宝している。

ところが、スピードが 128kbs しか出ないので、ブロードバンドに慣れてしまった身としては、いかにも遅い。それに移動しながらの接続に弱いので、電車の中でブログの更新をしようなんてことになると、それはそれはもう、ストレスの固まりと化してしまう。

それで、モバイルでもブロードバンド接続できるサービスを物色しているのだが、いずれも一長一短あって、なかなか決めかねているのだ。

E-mobile というサービスは、定額で料金も月額 5,000~6,000円で済みそうな上に、ブロードバンドの名に恥ずかしくないスピードも出ているみたいなので、かなり魅力的なのだが、カバー地域がまだ日本全国に及んでいないのがネックだ。

とはいえ、大都市圏とその周辺はほとんどカバーされているので、地方都市への出張とかでなければ、ほとんど問題ないのだが、私の実家の酒田市が全然カバーされていないのが痛い。

実家の父は IT にはからきし弱いので、電話回線は昔のままである。だから、今の PHS を解約して実家に帰ってしまったら、ダイヤルアップで 56kbs のスピードに甘んじるしかない。今さら、その速度は勘弁してほしい。

ケータイ・キャリアのデータ通信サービスは、カバー地域は問題ないが、au 以外は月額 1万円ぐらいかかる。au なら 6,000円ちょっとだが、安いだけにユーザーが多いためか、接続がやたらと遅いらしくて評判がよろしくない。

そんなわけで、うじうじと迷い続けているわけだ。今ケータイで使っているソフトバンクモバイルが、月額 5,000~6,000円の定額でサービスを開始してくれたら、今日からでも始めるのになあ。

それから、そろそろ見栄を張って、「知のヴァーリトゥード」 と ブログの "Today's Crack" を独自ドメインで運営してもいいかなあなどと思っているのだが、そうしないと致命的な不都合があるわけでもないので、これもまだウジウジしている。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」へもどうぞ

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コメント

128Kbpsの速度で遅いと感じる人間の感覚の慣れとは恐ろしいものですね。パソコン通信時代は、300bpsの音響カップラーという装置でピィーギャープゥーという音を聴きながら、物静かに(騒音中だと通信エラーになる)画面にタイプライターの文字が打たれるような速さの文字を読んでいたのが、モデム装置が安価に手に入るようになって2400ボーになった途端、超高速の情報世界に入ったような気がしたが、今じゃ、その70倍もの速度(理論値)なのに遅く感じるというのは、世の中の情報速度密度が濃くなったからなのでしょうか?。当時、パソコン通信で一部のホストに9800ボー(9.8kbps)が存在していましたが、そんなのは、夢のまた夢のような話だったのに、今じゃ、「この前、速度テストしたら36Mしか出やしない」と悲しんでる。

モバイル通信は、非常に興味深く傍観している私です。通信は、仕事3:趣味7と圧倒的に趣味の道具となってるもので、外出先からの仕事などという観念がない私ゆえ、ただただ傍観中なわけです。

それに、カバーエリアという部分は一目瞭然ですが、料金体系が全然わかりません。何が「お得で」何が「不利」なのか全然、見えてきません。携帯電話の割引料金体系がそうです。家族割りとか学割とか何がなんだかわかりません。煙にまかれているような気がしてなりません。まるで、数学の∧(かつ)というような気がして、ショップへ行って、「私のボンクラ脳みそでも納得行く比較説明をしてくれ」と哀願しても、店員さんの説明は、やはり、∧が出てきて、結局、ウヤムヤ。プリペイド携帯電話のように、ビシッと理解できる料金説明が欲しい。

やっぱり、民間主導のインフラ提供だから訳がわからなくなるのでしょうか?。森喜朗元首相が言うところの「イット(IT)革命」は、これからどうなるのか?。興味津々です。更にソフトバンクのCMで、犬にしゃべらせるメリットって何なんでしょう?

投稿: やっ | 2008年2月16日 18:23

やっ さん:

>128Kbpsの速度で遅いと感じる人間の感覚の慣れとは恐ろしいものですね。

まったくですね。

私は音響カップラーというのは使ったことがありませんが、2400bps でパソコン通信をしていました。

あの当時は、自動巡回ソフトの Nifterm というのを使って、メールやフォーラムをざぁーっと読み込んではダイヤルアップを切り、そのレスを書いてからもう一度ダイヤルアップをして、ざぁーっと書き込んでいたものです。

その後、インターネットというものが出てきて、当初は Nifterm での自動巡回が効かなくなったのを、かえって不便に思ったりしたのが懐かしいです。

そういえば、64kbs の ISDN を速いと思っていたのが、ほんの 10年ぐらい前ですから、隔世の感がありますね。

携帯キャリアの設定する料金体系というのは、私もさっぱりわかりません。

「誰でも割引」 するというなら、「割引じゃなくて、初めからそれをスタンダードにしろよ」 というのが、フツーの感覚だと思ったりしてます。

投稿: tak | 2008年2月16日 19:18

パソコン通信は、友人の兄上が持っていたものを、みんなで勝手に接続して『体験』しました。

『おー!』と、どっかに接続されただけで大喜びして、終了でした。


そんな思い出も、衛星通信でブロードバンド(光ケーブルだっけ?)の『最大12倍』の通信で速度に淘汰されて行くんだなぁ…。
(少し酔って見ていたNHKで、そう言ってたような…少しぃ?)

投稿: オッチャン | 2008年2月16日 23:03

オッチャン:

つながるときの、ピーギョー、ピーギョーという音に、「おぉ、これがパソコン通信の音か!」 なんて思ってましたね。

投稿: tak | 2008年2月17日 21:45

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