MS オフィスでなくてもいいんだけど
昨日、新幹線で広島に発つ前に秋葉原のヨドバシカメラに寄ったら、"JUST Suite 2008" のプロモーションをしていた。一太郎を初めとするオフィス・ソフトのセットだそうである。
MS オフィスとの互換が、かなり高いレベルで実現されているとの触れ込みで、しかも値段が安いのだから、かなり魅力的だ。
JUST Suite 2008 の値段は、MS オフィスのユーザー対象の特別優待版で 18,000円だそうだ。MS オフィスの Power Point の入ってるやつは、確か 40,000円ぐらいだから、かなりお買い得である。JUST Suite があれば OS オフィスの読み書きはできるのだから、割り切っちゃえば安い方がいいに決まっている。
いや、近頃では JUST Suite に限らず、Lotus なんかは無料ソフトとして展開しているし、Star Suite という手もある。何も高い MS オフィスなんか買わなくても、十分に用は足りるのである。
普通のユーザーは、Word や Excel でなければならない理由なんてほとんどない。どうせてんこ盛りの機能のうち、10分の 1 も使ってないのだから、互換ソフトで十分だ。
問題は、その辺のパソコンを買うと、初めから Word と Excel がプレインストールされたりしていることだ。安いソフトで十分なユーザーほど、高い MS オフィスのインストールされたマシンを軽い気持ちで買っちゃうというのが、市場の閉鎖性を高めているような気がする。
で、私自身の都合を言ってしまうと、日本語入力システムの ATOK は好きだが、一太郎は昔から性に合わないのだ。残念ながら。ワークシートなんかは別に Excel でなくてもなんでもいいのだけれど、Word だけはちょっと離れられないのが悩みである。
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コメント
> 日本語入力システムの ATOK は好きだが、一太郎は昔から性に合わないのだ。残念ながら。
あー、私もです。
ただ、安いので結局毎年買っているのですが、一太郎2007は意外にもまずまずの使い心地でした。少しは進歩しているようです。2008はどうなんでしょうね。
投稿: Adrienne ◆HI8ebVe8lo | 2008年2月10日 00:36
この清涼飲料水のキャラクター「くぅーちゃん」のような絵文字を使いたくなる衝動をグッと堪えてコメントします。
私は、kingsoft office2007という、まるっきりパクリもんのような事務処理ソフトを使ってます。なにせ軽いです。FEPは、MS-DOS時代は、ATOKを使ってましたが、今は全然使ってません。昔、漢字変換システムに桐だか松だかってのもありましたが、どこがどう良くて、どこが悪いか全然わからない私です。連文節変換とか、固有名詞優先とか言うまえに、漢字の意味を知らな過ぎる私。
lotusってフリーで使えるんですか。そりゃ、使わない手は無いような気がしてきました。表計算ソフトで一番先に使った記憶があるのがマルチプランというやつでしたが、今は、どこに行ってしまったんだろう?。文書をつくる時には、何だカンダ言っても、やっぱり、ノートパットかモメ帳が一番多いですね。
一太郎の妹、花子で今更図面を描けるか?と素朴に思ってしまいました。
投稿: やっ | 2008年2月10日 01:16
あ! やっさん、私もです。
この書き込み欄の上のアイコンは何だろうと思ったら絵文字が挿入できるのですね。ものすごく使ってみたくなったのですが、なんとか思いとどまりました(笑)
# コメントに対するコメントで大変失礼しました。
投稿: Adrienne ◆HI8ebVe8lo | 2008年2月10日 01:41
Adrienne ◆HI8ebVe8lo さん:
ATOK はよくても、一太郎には馴染めないという人、案外多いみたいですね。
この顔、何かと思ってたら、絵文字挿入用でしたか。
(クリックしてみて初めてわかりました)
投稿: tak | 2008年2月10日 07:19
やっ さん:
いやはや、やっさんに言われて初めて絵文字挿入用のアイコンとわかりました。
(何かと思ってました ^^;)
FEP という言葉、何年ぶりかで目にしました。
>私は、kingsoft office2007という、まるっきりパクリもんのような事務処理ソフトを使ってます。
それ、知りませんでしたので、サイトに行ってみました。
うわぁ! ものパクリものですね。
でも、ユーザーにはありがたそう ^^;)
>昔、漢字変換システムに桐だか松だかってのもありましたが、
「桐」 はデータベース・ソフトで、「松」 はワープロですね。松は一部では一太郎より高い評価でしたが、消えましたね。桐は今でもあるようですよ。
http://www.kthree.co.jp/
DOS 時代にそれでシステム組んじゃった企業は、今でも仕方なく使ってるのかなあ。Accesss より高いけど。
>表計算ソフトで一番先に使った記憶があるのがマルチプランというやつでしたが、今は、どこに行ってしまったんだろう?。
私もそうでした。懐かしいなあ。
>文書をつくる時には、何だカンダ言っても、やっぱり、ノートパットかモメ帳が一番多いですね。
テキストとして作ればいいというなら、それで十分ですね。
私は原稿を書くときは OZ エディターというのを使ってます。1行の字数を設定できるので、「○字×△行」という指定の原稿を書くときには重宝してます。
単なる原稿を書くのに、いちいち Word なんか立ち上げてたら、日が暮れてしまいそうな気がします (大げさですが ^^;)
投稿: tak | 2008年2月10日 07:40
私も文字入力にはATOKを使っていますね。
っていうか、今は選択肢が2つしかないんだから仕方ない。
MS-IMEも別に悪くないんですけど、なんだか分からないが、しょっちゅう学習結果がリセットされたり、ユーザー辞書がリセットされたりして涙目になることが多くて。
FEPの頃はWXPとかを愛用してました。
最近はgoogleドキュメントとか使えば、初心者はネット環境さえあれば、オフィス持ってなくてもいいんでないか?と思ったりはするw
投稿: きんめ | 2008年2月11日 10:21
きんめ さん:
ATOK と MS-IME の違いなんて、ほんの紙一重のものなんでしょうけど、その紙一重が、時々むっとくるほどの違いに感じられるんですよね。
ATOK と Word の組み合わせでドキュメントを作成していると、米国人の発想のフォーマットの上に日本語の文字を並べているんだと、よくよく実感されます。
投稿: tak | 2008年2月11日 20:36