XP を SP2 にしたけれど
いつも持ち歩いているモバイルノートの具合が、近頃おかしいのである。起動しようとすると何度もブルースクリーンになり、なかなか通常のデスクトップにたどり着かない。
3度か 4度繰り返すとようやく普通に立ち上がり、「システムは深刻なエラーから回復しました」なんて表示が現れる。
この不具合は、OS を Windows XP の SP2 (Service Pack 2) にしてからだ。近頃、モバイル・ブロードバンドを始めるために E-Mobile を使い始めたのだが、このデータ通信デバイスが、Windows XP の場合は SP2 以後のバージョンでないと作動しない仕様なのである。(もしかしたら、建前だけかもしれないが)
私のモバイル・ノート、"Let's Note" は、Winsows XP が SP2 になる以前のバージョンである。で、SP2 が世の中に出てきて、バージョンアップを勧められたが、私は頑としてそれを拒んできた。
私はマイクロソフトをそこまで信用していないのである。Windows を途中でバージョンアップなんかしたら、具合が悪くなるに決まっている。それは過去の経験から学んでいるので、確信に近いものがある。それに、セキュリティはノートン博士に任せてるし。
ところが、E-Mobile の仕様のために、このほど嫌々ながら SP2 にバージョンアップしてしまったのだ。SP2 をダウンロードしてインストールするだけで、2時間近くかかった。それも、インストール完了の表示が出る直前に、フリーズしてしまった。
再起動したら、「マイコンピュータ」の表示が SP2 になっていたので、OK だと思って使い始めたのだが、それからやたらと起動に手間がかかるようになった。そして、近頃、起動の途中で何度もブルースクリーンになるのだ。何度チェックディスクをかけても修復されない。あのインストール完了寸前のフリーズが、後々になって糸を引いてるのかなあ。
実は、このエントリーの更新も出先でノートパソコンを使ってやっているのだが、とにかくまともに起動するまで手間がかかる。うららかな春の陽気のせいで、途中で眠りそうになってしまう。
というわけで、私の「Windows を途中でバージョンアップしたら、具合が悪くなるに決まってる」という私の確信は、さらに補強されてしまったのだ。
これはもう、Windows の再インストールをするか、SP2 へのバージョンアップをやり直すしかないのだろうか。PC というのは、めちゃくちゃ便利なツールだが、ちょっと間違うとめちゃくちゃ面倒なことになる。
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