本州内でとても遠く感じるところ
首都圏から出張するのに、やたらと遠く感じる地域というのがある。それは物理的距離ではなく、移動に要する時間と、それとかなり大きいのはイメージの問題だ。
九州や北海道は、どうせ飛行機を使うのであまり遠くは感じない。東北方面も、新幹線が通る地域なら案外身近な感覚だ。
まあ、東北が身近に思えるのは、自分が東北出身だからということもあるだろう。逆にいえば、関西以西はイメージ的にとても遠く感じる。
岡山より先で、航空便の本数があまり多くなく、飛行機で行っても自分のスケジュールに空白の時間が生じるだけという地域に行くには、やはり新幹線を使ってしまう。そして、やたらと時間がかかる。広島とか福山とかいうのは、その意味で本当に遠い。
そして、それよりも遠いのは福井県だ。金沢なら近くに小松空港があるが、福井は、空港があるにはあるらしいが、まともな定期便がないようなのだ。そのため、東京から行くには、新幹線で米原まで行き、そこから特急に乗り換えることになる。
ところが、米原に停車する便というのは限られていて、どうも 1時間に 1~2本程度のようなのだ。となると、京都まで行って、大阪発の特急に乗ったりするという手に出ることもある。なかなか面倒なのである。
先月、その福井に出張した。米原で乗り換えた特急しらさぎが、福井の手前の鯖江に着いたところで人身事故で止まってしまい、えらい目に遭った。そして今月は同じ福井県の小浜に行くことになった。
あの米国大統領候補のオバマ氏を勝手に応援している小浜市である。で、この小浜市というのは、同じ福井県でも昔の言い方では 「若狭の国」 なのである。福井市は「越前の国」なので、文化的にも別の国なのだ。そして越前の国に行くよりまだ手間がかかる。
山間僻地というわけでもないのに、我が家からたどり着くのに最短で 6時間もかかる都市といのは、日本国内にはそれほど残されていない。その意味で、今度の出張はなかなか楽しみである。
帰りは京都にでも寄ってこようと思う。
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