新幹線での E-Mobile をモニターした
昨日はせっかく日付の変わった直後の更新に戻ったのに、夜はまたしても 「気絶の如き眠り」 に落ちてしまい、今日の更新は新幹線の中で作業している。
インターネットの接続は E-mobile を使用しているが、トンネルに入らない限りかなり気持ちよくつながる。これはありがたい。
ただし、高速移動する新幹線の中で接続しっぱなしだと、頻繁に次の中継ポイントを探しに行くようで、その分負担が大きいようだ。膝に乗っけた PC から発する熱もかなりのもので、まるで電気毛布をかけているみたいな気がする。
その分、バッテリーの消耗が激しいような気がして (きっちり測定してないので、あくまでも 「気がする」 レベルの印象だが)、必要時以外はこまめに接続を切りながら使っている。接続すると徐々に膝の上が電気毛布感覚になり、切断するとそれが少しずつ和らぐ。正直なものである。
必要に応じて頻繁に接続と切断を繰り返しているが、あの小田原あたりのトンネルの連続する区間以<外では、今のところつながらなかったということがない。E-Mobile のカバーエリア拡大をかなり実感する。これなら十分に使い物になる。
E-Mobile のサイトでサービスエリアのマップをみても、出張しそうなところは、ほとんどサービスエリアであることを示すピンク色になっている。
たとえかなり郊外まで行くことはあっても、宿泊するのは都市圏のビジネスホテルというケースがほとんどだから、夜になってメールチェックしたりサイトの更新をするには、ほとんど問題なさそうだ。
昨年の段階では、私の実家のある山形県酒田市が圏外という大きなネックがあった。私の実家は、今は機械音痴の父が一人で暮らしているので、ブロードバンド接続なんて、縁がないのである。そのため、実家では PHS (128kbs) で接続していたのだが、これではとにかく遅いのだ。
E-Mobile に替えるときは、酒田が圏外でも 56kbs のダイヤルアップでつなげばいいやと諦めていた。どうせ、PHS と大差ない。しかし、この春からは酒田もカバーされているのである。これで大きな問題が一つ減った。ほっとしているのである。
他のケータイキャリアがリーズナブルな料金で定額接続サービスをしてくれれば問題ないのだが、どうもそれが進展しない。唯一定額接続の au は、接続がちょっと重すぎという噂が絶えないし。
私の使っている E-Mobile サービスは、@nifty のサービスとして提供されているバージョンである。端末はリース扱いで定額料金に含まれているし、プロバイダ設定とかなんとかいう面倒が一切ないので、これまでと同じ感覚でシームレスに使い始められた。とくにメールの送受信に問題がないのがありがたい。
メールの送受信といえば、ついでに書いておくが、近頃私の顧客から、「メールの受信ができるのに、送信ができない」 という問い合わせが案外多い。これは、プロバイダ側の設定によるものであることが多い。
かなり多くのプロバイダが、スパムメールの発信に利用されるのを防止するために、一度メールの受信をして数分以内の発信でないと、SMTP サーバに接続させない設定にしているようなのだ。正規のプロバイダ契約をして、その回線による接続でもその設定が適用される場合が多いので、ユーザーはうろたえてしまうようなのである。
これもみな、スパム業者が余計なことをしてくれるせいである。ぷんぷん。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 「ネットを見ない高齢者」という偏見(2024.11.29)
- Bluesky で英語のネット・スラングを学べた(2024.11.24)
- 年賀状は、本当にネットで済ませようよ(2024.11.22)
- 「入国審査」が「入獄審査」になってしまう件(2024.11.03)
- 会社の会計システムが「個人ベース」だったとは(2024.10.18)
コメント