真夏の落雷ショー
実は、昨日の昼前から下界の暑さを避けて、涼しい山の中にいた。茨城県の北の端、福島県に近いあたりの山の中で、キャンプをしていたのである。
キャンプといっても、まったくの遊びではない。半分は仕事だ。それでも涼しさを満喫できたのはありがたかった。
昨日は、水戸あたりでも気温が 27度までしか上がらなかったようだ。それでも、今日の昼過ぎに山から下りてきたら、蒸し暑く感じた。多分、山の中は最高でも 22~23度ぐらいにしかならなかったのだろう。午前中は 10度台だったと思う。やはり、山の中は別天地である。
インターネットの常時接続さえできれば、夏の間はずっと山の中の掘っ立て小屋にでも住みたいと思うほどだ。まあ、それのできないのが浮き世のしがらみだが。
夕方頃に車でつくばの地に帰ってきたら、高速道路を降りたあたりから、雲行きがかなり怪しくなった。カーラジオがガリガリ鳴り始める。雷の前兆だと思っていると、とたんに大雨になった。フロントガラスのワイパーを高速で往復させても、前が見えにくい。
周り中で稲妻が光り、間髪をおかずに雷鳴がとどろく。至近距離に落雷すると、周りが一瞬真っ白に感じられるほど明るくなり、ほとんど同時に 「ゴロゴロ」 ではなく 「バリバリ」 という感じの音がして空気が震える。そんなことが連続し、道路の低いところは冠水してしまう。
我が家に近付くと、5秒に 1度は落雷による稲光で世界が明るくなる。遠くで消防車のサイレンが聞える。有線放送が 「落雷により、家屋が 2軒延焼中」 と告げている。こんな大雨で消えない火って、どんな火なんだ?
酒田に母の看護の手伝いに行き、帰ってきたら落雷で、PC、ルーター、ステレオ、エアコン、風呂釜など、総計 100万円以上が死んでしまっていたのは、一昨年の今頃である (参照)。それを思い出して心配になったが、帰宅してみると我が家は無事だった。
次女が部屋の灯りを消して、窓の外に広がる稲妻ショーを興奮して見ていた。大変な見ものだったそうである。
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コメント
>落雷ショー
ろうそくショーなら無害なんですがね・・・
投稿: alex | 2008年7月28日 01:57
alex さん:
>ろうそくショーなら無害なんですがね・・・
無害どころか、ツボに垂らすとお灸代わりになって健康にいいという説もあります。
(私は熱がりなので、いやですけど ^^;)
投稿: tak | 2008年7月28日 09:05
>ろうそくショーなら無害なんですがね・・・
それって、まな板ショーと縁戚関係ですか?
投稿: オッチャン | 2008年7月28日 12:34
オッチャン:
>それって、まな板ショーと縁戚関係ですか?
血はつながってないと思います。
投稿: tak | 2008年7月28日 20:44
ろうそくショーを解説する光栄に浴しました
1)吉永小百合、ちがった! 一条さゆりというストリッパーが昔いました
ろうそくショーでもだえて有名でした
本物の夜露・・昼露かな?を垂らしたということです
2)イグナナ(のつもりの)タモリと赤塚不二男がパンツ一枚で舞台に立って、二人でよくもだえていました
テレビで見たこともあります
庄内さん
削除もOKです
マナイタの上の鯉です
_| ̄|○
投稿: alex | 2008年7月28日 22:13
alex さん:
いえいえ、削除なんていたしません。
貴重な文化資料と解釈します。
伝説の 一条さゆり と、「まな板パフォーマー」 とは、そもそも血脈が違うということで、「血はつながってない」 とのコメントを、前もって書かせて頂きました。
投稿: tak | 2008年7月29日 11:46