結局はキャラ勝負だし
本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 の 50万ヒットは、昨日めでたく達成された。キリ番をゲットしてくれたのは、あの、中森明菜を語らせたら日本一の、まこりんさんである。
まこりんさんのサイトに一度行ってみるといい。余人の追従を許さぬ絶対的分野をもつって、すごいことだと思わされるから。
とはいえ、あまり褒めすぎると、向こうもむず痒くなっちゃうといけないからこのくらいにして、私のサイトのお話である。私の場合は、まこりんさんとは対照的に、「広く浅く」のごった煮主義である。
ウェブサイト勃興期に、「サイトは性格を絞り込んで製作しなければ成功しない」なんていわれたが、私は初めからそれに反旗を翻して、「ごった煮」主義でサイト構築をしてきた。その心意気は、5年以上前に、本宅サイト内の このページ に書いているので、よかったら読んでみていただきたい。
で、私のサイトは 「何でもあり」 ということなのだが、それでも、気付いている人は気付いているかもしれない。「tak-shonai は、いろいろ幅広い話題を語っているように見えるけれど、最終的に言いたいことは、煎じ詰めてみると、いつも大体決まり切ってるんじゃないか」 と。
そんな視点でまこりんさんのサイトをみると、「歌謡曲」中心の音楽と少女漫画にカテゴリーを絞り込んでいるにもかかわらず、それをダシにして結構幅広いことを語っていて、それでもやはり最終的にぐぐっと集約された「まこりん的地平」に連れて行かれたりするのも、結局は同じようなものなのかもしれない。
間口なんて広げようが狭めようが、結局はキャラクターの勝負ということであり、そのキャラクターも、長くやっているうちに、ふと気付いてみると少しずつ進化しちゃてるというのが、個人サイトと長く付き合うおもしろさだと思う。
首尾一貫してはいるけれど、何年経ってもまったく変わらなすぎというのも、やっぱりつまらない。ずっと変わらぬ完成度なんていうのは、桂文楽の「明烏」ぐらいになってから言われればいいことだ。
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