公明党と共産党の怪しい共存
私の関係先のオフィスの近くにある某酒屋さんの外壁には、共産党と公明党のポスターが仲良く並べて張り出されている。
公明党のポスターを貼り出している家は創価学会で、共産党のポスターを貼り出している家は共産党か、そうでなくてもそのシンパというのは、日本の常識である。
ということは、この酒屋さんには、創価学会員と共産党員が同居しているんだろうか。創価学会の家のせがれが、共産党に入ってしまうとかしたんだろうか。あるいは、共産党の家の息子が創価学会員の嫁をもらってしまったんだろうか。
さらにまた、それまで創価学会員だったこの店の主が、急に共産主義に目覚めてしまったんだろうか。逆に、共産党員の妻が、近所の創価学会員に折伏されてしまったんだろうか。どうでもいいようなことだが、想像は膨らむばかりである。
あまり珍しい光景なので、つい写真に収めてしまった。下段左側のポスターは、端っこが剥がれて風になびいてしまっているが、共産党のポスターである。さらに、上段左の公明党のポスターは、太田委員長に見事な落書きが施されてしまっている。
上段真ん中の「打倒 CO2 !!!」というのも、何だかわからないが公明党のポスターである。地球温暖化を防ごうという意気込みは理解できるが、だからといって、二酸化炭素を「打倒」するというのは、ちょっとインテリジェンスがなさすぎのような気がする。
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コメント
なにか仄々とした光景ですね。下町風景というか。
「日本の夏」、「日本の政治」!
投稿: pfaelzerwein | 2009年2月22日 22:25
諏訪東京理科大学電子システム工学部電子システム工学科在学中の新海和明です。
私も、この金融危機の現政府麻生内閣の対策に不満があります。また、政策に期待できないし政策を信用できないのです。
日本共産党は、その政策に期待できるものを持っていると感じます。そして何よりも、共産党自体が労働者の味方だと思いますので、是非頑張って下さい。
連絡先;長野県小諸市森山959‐9
住所;384‐0085
メールアドレス;
h.o-1wtp-t11-portable@docomo.ne.jp
投稿: 新海和明 | 2009年2月23日 02:26
かのカール・マルクスは「宗教は民衆のアヘンである」とおっしゃっているんですが。。。
まさか日本の下町で、呉越同舟しているとは。。。(笑)
私もこの画像をみて「クスッ」とさせていただきました。やはりtakさんの感性は鋭いです。
投稿: 雪山男 | 2009年2月23日 08:40
私は東京の下町に住んでいますが、むしろ共産党と公明党の草の根部隊のマーケットは昔から重なっているように感じます。
政策的にも、給付金「的」なものを好むという点も(実際には麻生政権が実行しようとしている給付金に対して共産党は反対していますが)似ているし。
だからこそという意味で、両方のポスターが貼ってあるのは面白いですね。
投稿: きっしー | 2009年2月23日 10:15
こういう情景、私の家の近所でも目にします。
そういえば、代々木と信濃町はあいだに一駅挟むだけですが、よく行く那覇でも、創価学会と共産党のビルがご近所にあるのに気づいて笑ってしまったことがあります。
投稿: 山辺響 | 2009年2月23日 10:49
お、政策分担がこんなところで実現しているとは!
政策をかじりたい日本共産党と、与党に飽きた(?)公明党の共存か。
なんか最近、創価学会員のローラーが少なくなってきて、『ここにも不況』を感じています。(fromヘソマガリ)
投稿: 乙痴庵 | 2009年2月23日 12:43
pfaelzerwein さん:
確かに、ほのぼのとしているといえば言えますね。
(し過ぎみたいですけど ^^;)
投稿: tak | 2009年2月24日 00:20
雪山男 さん:
宗教とコミュニズムの呉越同舟した日常は、どんな様子なんだか、あまり想像がつきません。
本当にどんな感じなんでしょう。
投稿: tak | 2009年2月24日 00:22
きっしー さん:
>私は東京の下町に住んでいますが、むしろ共産党と公明党の草の根部隊のマーケットは昔から重なっているように感じます。
確かに、同じマーケットで、向いている方角が違うだけという気もしますね。
投稿: tak | 2009年2月24日 00:25
山辺響 さん:
>こういう情景、私の家の近所でも目にします。
決して珍しいことではないんでしょうかね。
下町の奥深さを感じてしまいます。
投稿: tak | 2009年2月24日 00:27
乙痴庵 さん:
>なんか最近、創価学会員のローラーが少なくなってきて、『ここにも不況』を感じています。(fromヘソマガリ)
「ものみの塔」 は、しょっちゅう来ますよ。
あの人たちは、一言 「ウチは結構ですから」 と言えば、本だけ置いてすぐに退散してくれます。
その素直さについ好感を持ってしまって、「ご苦労様です」 なんて言ってしまいます ^^;)
投稿: tak | 2009年2月24日 00:30