桃の葉ローションを使わずにすんだ
私にとって夏を乗り切る必需品だった 「桃の葉ローション」 を、今年は一度も使わずにすんだ。汗疹が出なかったからである。
私の体は結構丈夫にできているのだが、なぜか夏の間だけはお肌が敏感になってしまって、汗疹が出やすいのである。まるで赤ちゃんの肌のようなのだよ。まったく。
お肌が敏感といっても、全身汗疹だらけになるというわけじゃない。とくにひどいのが、肘の内側である。なにぶん、パソコンに向かって仕事をする時間が長いので、いつも自然に肘が曲がっている。その曲がった肘の内側に汗がたまってしまうのだ。気付いたときには、真っ赤っかになっている。
この汗疹対策には、私は桃の葉ローションが一番だと思っている。いろいろな薬を使ってきたが、ここ 10年ぐらいは、桃の葉ローションに落ち着いている。しかも、上記でリンクしている「薬用桃の葉ローション」というのがいい。効き目が穏やかで、しかも清涼感がある。肘の内側の痒みがすぅっとひいていく。
つけると痒みが落ち着いて、ちょっとつけ忘れるとまたすぐに汗疹がひどくなるので、本当に手放せなくなる。とくに猛暑だった一昨年の夏なんかは、一夏でまるまる 2瓶を消費した。朝目覚めた時と、風呂上がり、そして寝る前の 3回、体中にたっぷりとすり込むのである。疲れまで取れるような気がする。
ところが、今年の夏は汗疹が全然出なかった。これは、私のお肌が年のせいで鈍感になったというより、やはり涼しい夏だったからだろう。それで、桃の葉ローションも全然使わずに済んだのである。こんな夏は、いつ以来だろうか。
近所を歩くと、道端に小さな秋の花が咲き始めている。夏休みがうやむやのうちに終わってしまった子どもたちにとっては、なんとなく気の晴れない今日この頃かも知れない。
今年は梅雨明けが遅れて、蝉の鳴き始めるのが遅かった。それで、例年ならツクツクホウシだらけになる今頃になっても、つくば方面では、まだミンミンゼミが「ミ~~ン、ミ~~ン」と、やたら大きな声で鳴き続けている。その後ろの方で、アブラゼミが申し訳なさそうに 「ジー、ジー」 としょぼくれて鳴いている。
まるで総選挙の結果みたいな様相になっている。
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コメント
新品衣服の薬品アレルギーだと思うのですが、そんな時、桃の葉のお世話になります。
アタクシは赤ちゃん肌ではありませんが、保湿成分(と見せかけて脂)多めなので、そんなに頻繁には使いません。
もっと多用しようかな。桃は邪気を祓うから。(葉っぱじゃダメ?)
投稿: 乙痴庵 | 2009年9月 9日 12:16
乙痴庵 さん:
>新品衣服の薬品アレルギーだと思うのですが、そんな時、桃の葉のお世話になります。
やっぱりお肌が敏感なようで ^^;)
桃の葉ローションはいいですよね。効き目が穏やかで。
>もっと多用しようかな。桃は邪気を祓うから。(葉っぱじゃダメ?)
黄泉つひら坂でイザナギノミコトが投げたのは、実の方ですからねぇ。
でも、葉っぱの方でも霊験のおこぼれにはあずかれそうですね。
投稿: tak | 2009年9月 9日 13:54