サンタクロースは本当にいる
ウチの常連さんの多くは既にご存じのことなのだが、私の本宅サイト「知のヴァーリトゥード」には、毎年この季節になるとアクセスが急増するページがある。
「サンタクロースは本当にいる!」 というページである。自分でも信じられないほど美しい言葉で書かれたページだ。
「サンタクロース/本当にいるの」というキーワードでググると、今日の午前10時現在、第 2位にランクされている。1位にランクされているのは、なぜか超音波美顔器の宣伝ページで、サンタクロースにはあまり関係ない。だから、実質的には私のページがトップなのだと思っている。
それどころではない。驚くことに「サンタクロース」という 1語だけでググっても、第 2位なのだ。トップは「サンタクロース の画像検索結果」ということなので、ここでも実質的には私のページがトップと思っても、罰は当たらないだろうと思う。
サンタクロースは本当にいるんだということを、私はこのページで言っているわけなのだが、クリスマスのプレゼントは直接的にはお父さんやお母さん、あるいはその代わりとなる人がくれるという事実を、私は否定していない。だから、明らかなウソはついていない。
ただ、それはあくまでもサンタさんに代わってプレゼントをあげるんだということだ。つまり、「サンタさんの名代」 である。直接プレゼントをくれる人の心をずっと遡れば、世界を覆うサンタクロースの愛があるということを、私は言いたかったのだ。
サンタクロースの実在性についての夢溢れる回答では、1897年 9月 21日にニューヨーク・サンの社説として掲載されたもの (参照) が最も有名で、これが国際スタンダードみたいになっているようなのだ。でも、何しろ 112年前の回答だし、個人的にはファンタジックすぎる気がしないでもないんだよなあ。
まあ、私の回答は理に落ち過ぎと思う人もいるだろうから、その辺は好みに応じて選択してくれればいいので、押しつけるつもりは毛頭ないのだということは、念のために言っておこう。
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コメント
毎年のことながら、よいページですよね。
子どもに限らず、誰か自分にとって大切な人のためにプレゼントを選び/贈るというのは、その金額の大小にかかわらず、何だか実に心を豊かにする行為であるように思います。
そういう豊かさをたまには味わいたいなぁ、という集団的無意識を象徴的に体現しているのがサンタクロースなのかも。
投稿: 山辺響 | 2009年12月24日 11:33
山辺響 さん:
>そういう豊かさをたまには味わいたいなぁ、という集団的無意識を象徴的に体現しているのがサンタクロースなのかも。
なるほど。
かなり納得。
投稿: tak | 2009年12月24日 12:01
だからキリスト教徒じゃなくても、宗教心が薄くても……ということなのかな、と。
さて妻のためにカシミア100%のマフラーでも買ってこようかな(笑)
投稿: 山辺響 | 2009年12月24日 14:05
山辺響 さん:
>だからキリスト教徒じゃなくても、宗教心が薄くても……ということなのかな、と。
う~ん、共同幻想。
>さて妻のためにカシミア100%のマフラーでも買ってこようかな(笑)
う~~~~ん、共同幻想 (^o^)
投稿: tak | 2009年12月24日 16:34