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2010年2月22日

長崎県知事選の結果

やばい。仕事に追われているうちに、頭が真っ白になって、今日が終わりそうになっているというのに、ネタが思い浮かばない。

そう思ってネット・ニュースを眺めていると、やはりちょっと意味のありそうなのは、長崎県知事選の結果なのではないかという気がしてきた。民主・社民・国民新党推薦候補が敗れて、自民党推薦の候補が当選したという。そして、かの「注目の」大仁田厚氏が 10万票近くも獲得して 3位に食い込んだ。

そりゃ、「民主・社民・国民新党推薦」なんて文字が並んだら、落っこちるわ。先の総選挙で政権交代を期待して民主党に投票した有権者の多くは、なんだかんだでシラケてしまっているだろうし、そこに「社民」と「国民新党」なんていう文字が並んだら、さらにシラケる。

3つの党が推薦しているというのは、足し算したらそれなりのパワーにはなるのだろうが、かけ算的に考えると、字ヅラとしてこの 3つが並んだら、イメージとしてはマイナス効果の方が大きいだろう。組み合わせの妙とは、なかなか奥深いものである。

とくに「知事」という結構な権力者が、社民党の力を借りて当選したのだというような結果になったら、「ちょっとヤバイかも」という意識を持たせてしまうというマイナス効果があったんじゃなかろうか。民主党のいう「金と政治」問題以上に、この組み合わせはヤバかったと思う。

票数的には、自民党推薦候補と民主党推薦候補の獲得票数は、ざっと 3:2 の割合になるようだが、あの大仁田厚氏がそれに対して 1 となるほどの票数を獲得している。いやはや、恐れ入った。長崎県民、なかなかファンキーである。

 

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