やっぱり 「暖冬」 だったのかなあ
思えば、一昨年の二月頃はかなり寒くて、関東でも何度か雪が積もった。私のもう一つのサイトである和歌ログの一昨年の今日の日記をみると、水戸の偕楽園の梅は、三分から五分咲きだと書いてある(参照)。そしてあの年の今頃は寒さに震えながら、寄るとさわると「春はまだか」 とつぶやいていた。
それで今年である。既に偕楽園の梅は満開だというが、今日も結構寒い。震えるほど寒い。だがなぜか、一昨年の今頃のような「春はまだか」というつぶやきがもれないのである。
どうして「春はまだか」という言葉が出ないのかというと、今年は既に、何度も「春の陽気」どころか「初夏の暖かさ」まで経験してしまったからだ。既に春どころか初夏の領域にまで足を踏み入れてしまったので、「春はまだか」と言ってしまうのも違和感なのである。
既に春になってしまってはいるのである。なのに、何度も何度も「寒の戻り」のすごいのがやってくるのだ。先週の木曜日に「結局、暖冬だった?」という記事の中で、"平均気温が平年より高かったからといって、「結局暖冬だった」なんて言われても、全然しっくりこないなあ" なんて書いたが、もしかしたら本当に「暖冬」 だったのかもしれない。
この冬の天気の様子が極端だった要因については、上記の記事で書いたからくどくどとは繰り返さないが、要するに、エルニーニョ・ベースの暖冬の中に、時々「北極震動」とやらの寒気が侵入してきていたということなのかもしれない。
今夜はますます冷え込んで、明日の午後に雨が止んだら暖かくなるという予報だ。これにはもう、「ふ~ん」 というしかない。
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