無煙煙草が発売されたらしい
今朝、車を運転しながら例によって TBS ラジオを聞いていると、JT が首都圏限定で発売した無煙煙草「ゼロスタイル・ミント」が紹介されていた。黒い本体に煙草の葉が詰まったカートリッジをセットして吸い、味と香りを楽しむのだという。煙は出ないので、周囲に迷惑はかからないらしい。
TBS ラジオでは、キャスターの森本毅郎さんが、この無煙煙草本体の黒い色にイチャモンをつけていた。「煙草は白くなくちゃ」というのである。しかし、黒い色にしたことにはそれなり理由があるのだろう。白い色ではいかにもフツーの煙草っぽいので、煙草嫌いの神経を逆なでするだろうから。
黒い色なら、「フツーの煙草じゃありませんよ。煙出しませんから」という無言のアピールになる。しかし、ここまで涙ぐましいアピールをしても、ANA は 「無煙とはいえたばこなので、機内で吸うことはできない」としている。JAL は容認する方向らしいが、ANA はさすがに強気だ。
煙草嫌いな私としては、周囲の喫煙者がすべてこの無煙煙草に鞍替えしてくれたら、かなりストレスが減ると思うので「禁煙できない人は是非どうぞ」とおすすめしたい。
しかし、飛行機や新幹線のすぐ隣の席で、こんなもの取り出してプハーッなんてやられたら、やっぱりちょっと嫌な感じがしそうだなあ。煙も臭いも出ないという謳い文句だが、「口の中に煙草の香りが広がる」という以上、それが吐く息に混じって出てこないわけがないじゃないか。
やっぱり、JAL は敬遠して ANA に乗ることにしようと思う。
本日はものすごく眠いので、このぐらいで失礼。
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コメント
「無煙煙草」ってなんだか頭の中に?が浮かんでしまいますね。
これを読んだ時と同様に
「選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない」
それはさておき、カーネルおじさんのいるお店でコーヒーを飲んでいたら、隣の喫煙者用のガラスで区切られた部屋からぷーんとくさい臭いが洩れてくる。そこで本部にその旨苦情を伝えたら、“申し訳ない、空気清浄機の設置を検討する”との回答がありました。そして三週間後には空気清浄機が設置され今は快適にコーヒーが飲めるようになりました。
今はメールという便利な道具があるので色々とクレームを各社に伝えますが、対応の仕方に三つのパターンがあります。
①返事をまったくよこさない。
②丁寧な文面の返信はあるが、とにかく言い訳に終始し何もしない。
③クレームの内容を精査した様子が返信の文面から感じられ、できないことはできない理由を、できることはどのように改善するかをしっかり伝えてくる。
カーネルおじさんのお店は当然3番に該当しますね。開店してから20年継続中です。
近くにあったコーヒーショップは1番に該当した店ですが、5年営業後撤退。
バラの包装紙の店は②、讃岐うどんの丸亀製麺は③、JR東は②でした。
企業もクレームの対応を通してみると面白いものです。
すみません、無煙煙草に無縁な話に跳んでしまいました。
投稿: ハマッコー | 2010年5月21日 01:46
ハマッコー さん:
>「無煙煙草」ってなんだか頭の中に?が浮かんでしまいますね。
取り敢えず、この記事では報道された表記に倣いましたが、本来は「無煙タバコ」にしてもらいたいですね。
「煙草」自体が元々当て字ですし。
前に入ったコーヒーショップは、せっかく分煙しているのに、一階の喫煙席から中二階の禁煙席にバホバホ煙が立ち昇ってきて、あきれました。
「位置関係が逆でしょ」と店員に申し入れたら、「はあ」としか言われませんでした。
もう二度と行かないですね。
>企業もクレームの対応を通してみると面白いものです。
なるほど。
クレームというのは、視点を変えれば「宝の山」でもありますから、しっかり対応すれば、品質管理や製品やサービスの開発に役立つんですよね。
投稿: tak | 2010年5月21日 13:19