とにかく眠いのだ
いやはや、今日は滅茶苦茶忙しかった。帰宅したのは 10時過ぎ頃だが、ずっと密度の濃い仕事が続いていて、今はもう、とにかく眠い。心は覚醒してるんだが、目が眠い。目が開いてられないのだ。
近頃、どういうわけかこういうことが多い。精神的には何かを欲しているのだが、体がついて行かない。いや、体の中でも、やっぱり目がついて行かないのだ。疲れているのは目だけなのだが、その目がお休みになってしまうと、気付いたときには PC の前で寝落ちしている。
人間の得る情報量の 80%は目から入っていると、どこかで聞いたことがある。もちろんこれは平均値なんだろうが、それにしても、五感の中で視覚というのは圧倒的な重要性をもっているというほかない。なにしろ、目だけが疲れているといっても、その目が閉じてしまうと、すっかり寝ちゃってるんだからしょうがない。
戦前、一高だの二高だのを目指す受験生は、竹ひごで「目突っ張り」して受験勉強したという伝説がある。しかしいくら目突っ張りしても、寝るときは白目をむいてでも寝る。むしろドライアイになってしまって、大変なことになるだろう。
会議中に猛烈に眠くなることもある。ふと気絶するように眠りに落ちることがある。多分、長くても 5秒と続いていないと思うが、白目むいて気を失っていることもある。私は会議中に人に気付かれないように寝る名人なのだが、中には辺り構わずすっかり眠っちゃっている人もいる。あれだけ堂々と寝てしまうと、もう天下無敵だ。
世の中には、眠れないといって悩む人もいる。なんと贅沢な悩みだろうと思う。眠れなかったら、これ幸いとばかりに、いろいろなことをしてしまえばいいじゃないか。そうするうちに、きっと我慢できなくなって眠るに決まっているのだから。
しかし、眠れないという人に限って必死に眠ろうとしているのである。眠ろうとして眠れずに、布団の中でただ悶々としているのである。眠くてたまらない人が、必死におきて仕事をしようとして、それでもばったりと寝落ちしてしまうのと対照的だ。人生というのはなんとパラドックスに満ちているものなのだろうか。
とにかく眠いのである。それでも、このブログと和歌ログは自分に課した使命だから、あとは歌を一つ詠んで、風呂に入って寝るのである。
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