「既に書いちまったシンドローム」
いやはや、今日は朝からたまった仕事を次々に片付けている間に、ふと気付いてみたら日が暮れていて、さらにまたふと気付いたら、日付が変わるまで 1時間を切っている。なんだか、ものすごく短い一日を過ごしたような気がする。実感としては、今日は 24時間じゃなく 15~6時間だったんじゃないかと思うほどだ。
今日は頭を使いまくって、じ~んとしびれるほどになっているので、あまりヘビーなことを書こうとしても到底無理だ。だから、最近ちょっと思っていることを軽く書き流そう。
一体どんなことかというと、つまり、要するに、ネタ切れなのだよ。6年以上も毎日更新なんてことを続けてくると、もう本当に、書くことがなくなるのだ。いや、書くことがないというより、ちょっとしたネタを思いついても、「それについては、前に書いたな」ということになってしまうのだ。
「既に書いちまったシンドローム」とでも呼んでしまおうか。本当にもう、6年以上毎日更新したということは、もう 2,200以上ものネタをこなしたということなのだ。2,200以上だよ。これだけのことを既に書いてしまうと、なかなかそれを超えるものなんて書けない。
それどころか、自分が既に書いたものを改めて読み返すと、「おぉ、俺も昔は冴えてたなあ!」なんて思ってしまうようなものさえあって、なかなか大変なのだ。下手すると「昔はよかった」なんて繰り言ばかり言うジジイになりかねない。それだけは避けたい。心から勘弁してくれと言いたい。
ということは、同じようなことでもさらに新しい視点でものを書けるように、アンテナを研ぎ澄まさなければならないだろう。でも、それって案外疲れるのだよ。もうそれほど若くないし。疲れない新しい視点の作り方ってものを編み出すように心がけてみようか。それとも、それは虫がよすぎるかな。
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コメント
久しぶりにコメントいたします。
2年越しの愛読者です。
時間を経過して新しい視点でものを書かれることにも興味がありますが、
あの時に疑問を持ったことは5年経ってもやっぱり変わらないなぁ、というのも、
それはそれで面白いと思います。
時々は以前のネタを料理し直されるのもよろしいのではないでしょうか。
投稿: ちいくま | 2010年6月14日 08:44
ちいくま さん:
コメント、ありがとうございます。
>時々は以前のネタを料理し直されるのもよろしいのではないでしょうか。
まさに、そうするしかなくなってしまうかもしれませんね ^^;)
投稿: tak | 2010年6月14日 10:25