昨日の 「某市議さんに、記事をパクられてしまった」 という記事の続報である。
私としては、鬼の首でも取ったように先方をなじるつもりはないし、先方のブログをよく読んでみると、人柄としてはなかなか良さそうな市議さんなのである。ただ、私の記事のパクリだけでなく、いろいろなところからの長々とした転載らしい記述や、お気に入りの詩人の詩をまるごと写したりという行為も目立つ。
知的所有権ということに無頓着な人なのかもしれないが、それでは政治家として失格だ。この件に限っては、「秘書が、秘書が」と言ってもらいたいぐらいの気持ちだが、まあ、ブログのゴーストライターをさせるために秘書を雇う余裕のある市議なんて、あまり聞いたことがないしなあ。
というわけで、あまり大ごとにするのも気分が悪いので、誠実な謝罪さえあれば、この件については、なかったことにしてしまいたいのだ。たまたま発見してしまったからには、黙って見過ごすわけにもいかないから、けりをつけるために謝罪ぐらいの要求はしても罰はあたらないだろう。
というわけで、その旨を伝えようと、先方のブログにコメントの形でコーションを入れたのだが、先方は全然気付いてくれないみたいなのだ。なにしろ、先方のブログはコメントの表示に当事者の承認が必要というシステムなので、管理画面をきちんとみてくれないと、コメントが入っていることにすら気付かないようなのである。
間違って表示されても相手を傷つけないように、ずいぶん遠回しな表現をしてしまったので、もしかしたら意が伝わらずに、スパムコメントだとでも思われてるのかなあ。
いずれにしても手をこまねいているわけにわけにも行かないので、ググりまくったところ、ようやく先方のメルアドが判明した。そこで昨夜、以下のようなメールを入れた。
ようやく貴殿のメールアドレスを発見しましたので、直接メールを差し上げます。
貴殿のブログの昨年 ●月●日の記事 「●●●●●●●●●」 (* この部分、伏せ字) は、どう客観的に見ても、私のサイトの "選挙カーの 「連呼」 は 「迷信」 から生じているらしい" という記事の盗作と判断せざるを得ません。
このことについては、貴殿の名を伏せて、既に私のブログで書いておりますので、ご覧ください。
https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2010/07/post-2b58.html
つきましては、上記記事のコメント欄における謝罪と、貴殿のブログの該当記事の削除を求めます。
なお謝罪は、貴殿の今後の誠実な政治活動継続を妨げないため、匿名でも結構です。
ただし匿名の場合は、貴殿本人と確認するため、「○○という名前で謝罪を入れた」 という旨を、私宛に直接メールでお知らせください。
これにより、貴殿の誠意さえ示していただければ、それ以上の追求をするつもりはありません。
地元と日本のために引き続きご尽力ください。
ただし、私のブログで「参院選後まで待つ」と書いておりますので、7月 12日までに謝罪がない場合は、貴殿の実名を含む詳細を、ブログに書かざるを得ません。
以上、よろしくお願いいたします。
先方がメールを開かないということも考えられるので、念のため、先方のブログの最新記事に、「盗作に関する重要メールを入れたから読んでくれ」 というようなコメントも入れた。手は尽くしたつもりである。
ということなので、目下のところ謝罪待ちである。そういうわけで、読者の中に先方を特定できた方がいても、どうかご静観ください。もし 12日までに謝罪がなかったら、そのときは、私自身が断固たる手段を講じるので。
【追記】
今朝 8時過ぎに確認したところ、先方の問題の記事は削除されていた。どうやら、気付いてくれてはいるみたいである。しかし、依然としてなんの連絡もない。(先方は削除しても、当方には証拠としてバックアップとスクリーンショットが残っている)
【追記 2】
本日 10:26 付で、先方から記事を削除したとのメールが入ったが、それ以上のアクションはまだない。私としては、記事の削除だけでなく、私のブログ記事のコメント欄における謝罪を求めているので、チャラにする条件はまだ半分しか満たされていない。
【追記 3】
10:40 付で、「五十雀」 さんから謝罪のコメントが入った。しかし、それが本当に本人であるかは、メールが到着していないので、未確認。
【追記 4】
本人からの確認メールはまだ届いていないが、謝罪コメントに添えられたメルアドが本人のものなので、ほぼ間違いないと思う。それでも紛れをなくすために、一応本人からのメールも欲しいところだが、ま、いいかな。
【追記 5】
本人確認のメールはまだ来ないけど、もういいかげん面倒だから、ま、いいかということで、これで終了。
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