パクリはほとんど常習犯である
我ながら人の悪いことかもしれないが、この記事はあくまでも一般論とお断りしておいて書く。
ブログを読んでいて、「あれ、この人のこの記事、パクリじゃん!」と気付いたら、その人の他の記事もパクリじゃないかと疑ってみるのは、あながち無礼とか不自然なこととかいうわけじゃない。
そして私の経験則から言うと、ブログで他人の記事をパクるような人というのは、たいてい常習犯である。決して「ふと魔が差して」とか「つい、出来心で」なんてもんじゃない。つまり元々知的所有権ということに関する認識がグダグダなのである。
パクリ記事を 1本発見したら、そのブロガーの他の記事の中から任意の 1行ぐらいをコピーし、それをキーワードにしてググってみるといい。たいていすぐに、パクリの元記事が検索される。「なるほど、この記事のてにをはをちょこっと変えて、自分の記事にしちゃったわけね」と、あっさりわかってしまう。
私は過去に、パクリ記事オンパレードのブログを 2つ、結果として閉鎖に追い込んでしまったことがある (参照 1、 参照 2)。自分の記事がパクられているのを発見し、相手に警告を送るうちに、先方の他の記事もほとんど全部パクリだったことが判明し、あっという間にトンズラされてしまったのだ。
ブログを閉鎖してトンズラすれば済むという、その辺の兄ちゃん姉ちゃんならまだしも、ある程度の責任ある立場にある人で、この記事を読んで 「ヤバ!」と思った人は、身に覚えのあるアブナイ記事を速攻で削除しておく方がいい。自分のブログの記事の半分以上を削除しなければならないとしてもだ。
そうしないと、例えば選挙の時、対立候補からの攻撃材料にされちゃったりしても知らない。
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コメント
「引用、参照、元記事はコレ!」とやるだけのことなのに…。
沽券に係わるからそんなことはできん!というなら言語道断。
めんどくさいからしない!なんて、論外!
自分の意見を大切にできない人は、発信しちゃダメダメ…。
今件はまだしも、takさんが親切で指摘しているのだから、素直にやったらええのに。
ホントに当事者外からの指摘で、どーしよーもなく引っ込みつかなくなる懸念、お持ち合わせじゃないんだろうか?
投稿: 乙痴庵 | 2010年7月12日 13:31
乙痴庵 さん:
初めのうちは、何かがんばってる市議さんという目で見ていましたが、今はもう、呆れちゃってます ^^;)
対応もいい加減だし。
(こちらがかなり譲歩して求めた手続きを完了してくれてない)
投稿: tak | 2010年7月12日 14:08
嘘つきは泥棒の始まりと言いますが(笑)
いや、ほんとうにそうじゃありませんか?
投稿: alex99 | 2010年7月12日 18:48
alex さん:
>嘘つきは泥棒の始まりと言いますが(笑)
>いや、ほんとうにそうじゃありませんか?
嘘は簡単にバレて笑い話になるようなのがいいです。
後から後から嘘で塗り固め続けなければならないような嘘は、その重さに耐えかねて崩れます。、
投稿: tak | 2010年7月12日 20:28
takさんの記事からパクるとは。
話題の中心となるような単語を検索すると、かなり上のほうに来ることも多いのになあ。
「よりによって」というのが正直な感想です。
余りに浅はか。
パクるにしても工夫しろ!
工夫してるうちにオリジナルに到達するから!
・・・と言いたい。
何にせよ、災難でしたね。まだ終わっていないということも含めて。
投稿: キセ | 2010年7月13日 07:50
キセ さん:
私が見つけなくても、誰かが見つけちゃうのは時間の問題だったと思います。
遅かれ早かれ、バレたでしょうね。
>工夫してるうちにオリジナルに到達するから!
それは言えますね。
何事も真似から始まりますから (^o^)
>何にせよ、災難でしたね。まだ終わっていないということも含めて。
道義的な理屈よりも、むしろ生理的な部分で嫌ぁな感じになるんですよね。こういうのって。
その嫌悪感を埋めるために、理屈の部分で面倒な手続きを踏むというようなところがあります。
でも、まあ、もう自分の中でも終わりました。
あとはどうなっても、向こうの自業自得じゃという感じです。
投稿: tak | 2010年7月13日 09:21