無線 LAN と Wi-fi の違い
今日の今日まで、マイクロソフトが無骨に言うところの「無線 LAN」てのを、アップルはしゃれて "Wi-fi" と言い、最近では iPhone や iPad の普及につれて "Wi-fi" の方が通りがよくなってきて、そう呼ぶ人の方が多くなってきたのかなあと思っていた。
例えば、iPhone を買った人と、こんな話をすることがある。
「家の中に Wi-fi のルータを置けば、インターネットの接続がぐっと早くなるよ」
「わいふぁいって、何?」
「ちょっと前までは、無線 LAN って言ってたけどね」
「むせんらん? それ、何?」
「ケーブル線で結ばなくても、無線でインターネットに接続できるの」
「ふぅん、わかった。ケータイの速いやつね」
「うぅん、ちょっと違うけど、まあ、そんなようなものと思えばいいよ」
とまあ、一昨日の記事の、「誤審も含めてサッカー、誤解も含めて世の中」みたいな話になってきたが、しかし厳密に言うと、 これもまた、ちょっとした誤解なのだそうだ。いやはや「ケータイの速いやつ」とは違うというのは当然わかっていたが、無線 LAN と Wi-fi がイコールじゃないとは、ちっとも知らなかった。
正しく言えば、「Wi-fi は無線 LAN に含まれる」という関係のようなのである。Wi-Fi というのは、"Wi-Fi Alliance" (Wi-fi アライアンス) という団体が認定した無線 LAN のインターフェイス規格で、これがないと相性によってつながったりつながらなかったりしていたのを、確実につなげるようにしたものらしい。
道理で、無線 LAN が世に出始めた頃は「つながるかつながらないかは、運次第」なんて言われていたような記憶がある。最近ではそんな心配をする必要もなく、ほぼ確実につながるようになったのは、Wi-fi のおかげだったのか。
それにしても、そんなような事情は全然知らなくてもさくさくっとつながるようになったのは、これぞ進歩というものである。
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