ちょっとばかり、庄内弁で語ってみる
ブログネタ: 方言で日常を綴ってください!
【下に翻訳があるので、ちんぷんかんぷんな人は、そっちを読んでください】
ココログのブログネタで、こげだよだなあたもんださげ、へば、ちんとばしその話さのてみっがどもて、書いでみでんなだもの。
おら、とろぺづ Twitter で庄内弁の tweet してっさげ、フォローしてくっでる人がだだば、わがてっごどだどもうんども、おらちゃ「方言で日常どご綴れ」でらってそいたら、ちょとばしよいでねごどなてしまうぞ。ほのあだり、わがてしゃべてんなだもんだんでろが。
方言でらって、ひとごどでそいても、ほんだもの、ちょとばし訛りある程度だば、誰でもわがんでろんども、おらほの庄内弁だの、訛りぐれでだの済まねなだぞ。まず、単語がらしてべっづだなださげの。並たいでの覚悟でだの、おつがんねぞ。
まず、庄内弁でらって、標準語訛てでぎでんなでだのねなださげの。どっちがでば古語訛てんなだ。んださげ、そんじょそごらのやろがだだの、おらがだネイティブでしゃべたら、わがるわげねなだもんだでば。
つらあらて出直してこい。わがたが?
【上記の翻訳】
ココログのブログネタで、こんなようなのがあったもので、それなら、少しその話に乗ってみようかと思い、書いてみてるんだよね。
私は Twitter でしょっちゅう庄内弁の tweet してるから、フォローしてくれている人たちにはわかってることだと思うんだけど、私に「方言で日常を綴れ」なんて言ったら、少しばかりむずかしいことになってしまうよ。そのあたり、わかって言ってるんだろうか。
方言とか、一言で言っても、そんなものは、ちょっとばかり訛っている程度なら、誰にでもわかるんだろうけど、ウチの庄内弁なんて、訛りぐらいでなんか済まないのだよ。まず、単語からして違うんだからね。並大抵の覚悟ではフォローできないよ。
まず、庄内弁なんて、標準語が訛ってできてるものなんかじゃないんだからね。どっちかというと古語が訛ってるのだ。だから、そんじょそこらのやつらなんか、私たちがネイティブでしゃべったら、わかるわけがないのだってば。
顔を洗って出直して来なさい。わかった?
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コメント
えってまんず、庄内弁どご活字さすんなだは、ほん―とでよいでね―ですよの。
ほんでも、どうだてこうだて、庄内弁大好ぎだ―。娘だぢさも、ちゃんとおしぇでやねばねのって思てんなです。今どぎのこどもだぢだば、まんずおざまげで標準語しゃべんなんですよ。
こまたもんです。
方言は文化ですよの。大事しねばねですよの。
投稿: shun | 2010年10月14日 18:57
おんなじ庄内弁どこ喋ってでも、そのまんま活字ささいるど読みにっぐの。
takさんも、でんぶ訛ってるよんで今度合ったどぎはゆっくり喋ってみでもんだ。
投稿: ヌクモリティー | 2010年10月14日 20:39
takさんの庄内弁だば、ほんとたまげだちゃ~
みごどだもんだの~
投稿: ゆー | 2010年10月14日 22:38
英語の方が楽です(涙)
投稿: alex99 | 2010年10月15日 00:19
わ~~~~
朝から
楽しい~^^
庄内弁は、すてきですね!!!!
だども
ちょどわがねがったち。
↑
ちょっとでたらめ。ふふふ
投稿: tokiko68 | 2010年10月15日 05:29
ヌクモリティー さん:
でって、おらだば、じさまどばさまのいる家で育たもんださげ、言葉、としょりくせなやのぅ。
投稿: tak | 2010年10月15日 08:53
ゆー さん:
まだまだ、庄内弁の人間国宝みでだよだ人、なんぼでもいっさげの。おらだのまだ、小間使げみでだよだもんだ。
投稿: tak | 2010年10月15日 08:55
alex さん
>英語の方が楽です(涙)
数年前、羽田から鹿児島空港に向かったとき、隣に座った鹿児島ネイティブのじいさん二人(多分、兄弟と思われる)の会話を聞いていて、同じように思いました。
わずかにわかったのが、羽田を離陸する前に窓から景色を眺めての会話。
「広かぁ」
「広かのう」
この二言だけ (一言と同じようなものですが ^^;)。
これ以外は、私にはスワヒリ語でした。
鹿児島弁と津軽弁は、スペイン語とポルトガル語よりずっとかけ離れています。
投稿: tak | 2010年10月15日 09:00
tokiko さん:
朱鷺子さんは日本のあちこちで暮らされたようですから、どこに行っても大丈夫でしょうね。
>だども
>ちょどわがねがったち。
正しい庄内弁 (北庄内バージョン)では、
んだんども
ちょとわがらねけの。
投稿: tak | 2010年10月15日 09:05
shun さん:
でって、まず大もっけだ。
いっじば初めのコメントもらたなさ、見落どしったけ。かんしぇの~。
>今どぎのこどもだぢだば、まんずおざまげで標準語しゃべんなんですよ。
ほんとでまず、こげだごどでだば、ほんとの庄内人いなぐなてしまうの。
いまのうぢ、よっくおしぇでおいでくれのぉ~。
(なんぼおしぇでも、おしぇたでならねってが ^^;)
おらいでだば、茨城県在住だんども、嫁も娘も、庄内弁のヒアリングだば、ばっちりだよ~。
親父のおれが、いっつも庄内弁でしゃべるもんださげ。
娘、家さけてくっど、「どさいてきたなや?」でらって。
投稿: tak | 2010年10月15日 13:33
いやいや~かえってもっけだごどの~まんずまんず ほげも気にしねでくれの~
しっかし、庄内弁の活字化だば、ほんっとで ごんげよいでねですの…
これでもネイティブ庄内人だはげ、まんず文化伝承のため庄内弁活字化技術もみががねばダメだのって思てます。
ほんのこんだげのコメントで、結構くたびっでしまて、なんだが情けねって感じです…
投稿: shun | 2010年10月15日 19:04
shun さん:
ほんとで、会話体の庄内弁どご字ぃで表すなは、よいでねもんですの。
元々は、文章で書ぐ時は、昔は全国共通の文語体 (「何てらにて候」でらって) で書いっだもんださげ、庄内弁どご文章すっでう発想がらして、ながったなだと思うんだよの。
「言文一致の庄内弁文体」は、おらがだの代で開発していがねばねもんだよです。
(若っげ人がだだば、しぇねんでろもの)
使命は重ぼでなであんめが。
投稿: tak | 2010年10月15日 23:36
んですのぉ、そうおっしゃらいでみれば、確かに古文書さは、「何々でござそうろう」でらって書がいでありますがら、書きこどばどしては、「標準語」使てだってごどですのぉ…確かに確かに。
んでもまんず、私見だごどある古文書だば、年貢がどげだどが、土地の境がどげだがどが、ほげだようだ「公式文書」が主で、手紙でらではねあんですけどもの。
ほんでも、今だて手紙は「標準語」使てますさげ、昔だて同じだんがものしれませんの。庄内弁どご活字さすんなは(それどご読むなもですけど)、今もむがしもよいでねってごどに、変わりはねってごどだがもしれませんの…
いやいやぁ、なんだが様々ど考えさせでいただぎました。
まんず、娘ださちゃ―んと庄内弁しゃべらいるようさせんなが、私の仕事だのって思て頑張りますのっ。
投稿: shun | 2010年10月16日 06:24
shun さん:
>庄内弁どご活字さすんなは(それどご読むなもですけど)、今もむがしもよいでねってごどに、変わりはねってごどだがもしれませんの…
今もむがしも、っていうんども、むがしは、その発想すらねがったなだど思います。
標準語ですら、言文一致体の『浮雲』が登場したなは、明治維新がら 20年も経てがらで、それだって、初代三遊亭圓朝の落語の口演筆記なんかどご研究したりして、よっぽど苦労して、ようやぐでぎだなださげのう。
>まんず、娘ださちゃ―んと庄内弁しゃべらいるようさせんなが、私の仕事だのって思て頑張りますのっ。
よろしぐ、よろしぐ、頼みますのぅ!
投稿: tak | 2010年10月16日 19:47
いつも楽しく拝見しており、初めてコメントします。
庄内弁の文章はちんぷんかんぷんでしたが、ふと気づいたことがありました。
漢字とカタカナが文中に入ることによって、口語よりも遥かに文章が理解できるということです。
さすが、平安時代からあるお役所文字だと感心しました。
投稿: tomato | 2010年10月20日 11:13
tomato さん:
>漢字とカタカナが文中に入ることによって、口語よりも遥かに文章が理解できるということです。
漢字は表意文字の強みですね。
さらにカタカナ文字に関しても、単語としてまとまって、あたかも英語のスペルみたいな働きをしてくれるのかと思いました。
投稿: tak | 2010年10月20日 22:06