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2010年10月30日

「体力温存」という技を覚えた

午前中にちょっと時間の余裕があって、久しぶりに TBS ラジオの 「土曜ワイド 六輔その新世界」 を聞いている。なんと、永六輔さんが何を言っているか、想像力を駆使しなくてもわかるようになっている。

今年の 3月 8日の記事で、永さんのしゃべり方の呂律が回らなくなったというか、呼吸が弱々しくなったというか、めっきり年寄りじみてきたのを心配しているのだが、半年ほどで不死鳥の如く甦られたようだ。笑い声も腹から出ている声である。

近頃は旅から旅という暮らしでもないようだから、体力が回復してきて腹から声が出せるようになったのだろう。喜ばしいことである。

体力といえば、この季節の変わり目は健康な人でも疲れが出やすい。とくに近頃は、一昨日の記事でも書いたように天候の変化が極端だから、短期間に暑さに順応したり寒さに順応したりするのを繰り返さなければならないので、体の負担が大きい。私なんかも「もしかして風邪を引きかけてるのかな?」 という状態が 1週間も続いている。

私の場合は、風邪を引きかけても大事に至らず、いつの間にか治ってしまうことが多くて、だからこそ "Today's Crack" も 7年近く毎日更新を続けられていられるのだが、それでもやっぱり「気を付けるにこしたことはない」と思うようになってきた。

若い頃はどんなに無理しても、一晩眠れば大丈夫だったが、最近は本当に疲れたときなどは、体力回復に 3日かかる。昔よりも簡単に疲れてしまうような気がするので、何かあるたびに 3日がかりで回復しなければならない。まあ、3日かければぴんぴんするのだからいいのだが。

実は今年の夏に「体力温存」という技を覚えた。これまでは体力的には自信があったのでその必要がなかったのだが、さすがに今年の夏は「無理はできんぞ」と思ったのである。8月に入ってとんでもない暑さになり、その暑さが 9月中旬過ぎまで続くという予報が出てからというもの、ひたすら「体力温存、体力温存」と唱え続けてきた。

そのおかげで無事に夏を乗り切って、ようやく秋のいい季節になったと思ったら、半月ほどで今度は冬の様相である。しかも、この冬の様相の中で台風が近づいているというのだから、一体どうなってるんだ。

いずれにしても、これからは「体力温存」を意識していかなければならない。まあ、温存する体力があるというのは、ありがたいことである。

 

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