年賀状に添える一言ぐらい、自分で考えようよ
三日前に、「年賀状の手書きの一言で、皆さん苦労してるんだなあ」という記事を書いた。この時期、私が 3年前に書いた「年賀状に書き添える手書きの一言」という記事に、検索サイトからのリンクでやってくる人がやたらと多いもので、そんなことを思ったのだ。
このブログは、普段は平日で平均 1,500~1,700 ぐらいのアクセスがある。どちらかというと平日型のブログで、土日になると、1,000 ちょこっとに落ち込むこともある。ところが、今週に入ってからというもの、ずっと 2,000を越えていて、23日はもう少しで 3,000に達するところだったと思っていたら、昨日は土曜日なのに、その 3,000を軽く越えてしまった。
今日も日曜日なのに、夜の 8時前の段階で既に 2,600 を越えている。日付が変わる前に、またしても 3,000 の大台を超えるかもしれない。(注: 結果としては、4,000 の大台に迫るところまでいってしまった)
最近のアクセスのかなり多く(とくに昨日は半分以上)は、検索サイトで「年賀状 手書きの一言」といったキーワードで検索してやってきたものである。よほど手書きの一言に苦労して、適当な文例を求めているものと見える。
そうしたアクセスがあまり多いので、近頃ではうれしいというよりは、だんだんうっとうしいというか、少しは腹立たしいような気分にすらなってきてしまった。そこで件の記事の冒頭に、次のようなコメントを付け加えた。
【お断り】
年賀状に添える手書きの一言の「文例集」を期待してやってきた方には、はなはだお生憎様ですが、それを求めてこの記事を読んでも、得るものは何もありません。
このブログは、書店の実用書のコーナーに並ぶような内容とは無縁です。安易に文例を期待するなら、とっとと こちら に飛んでください。ありきたりで差し障りのないのがたっぷり紹介されてます。
文例以外の何物かを期待される方のみ、以下に読み進んでください。
手書きの一言の文例を期待してやってきた人は、どうせ最後までなんか読んでくれないのだろうから、それならさっさとお引き取り願う方がいい。私は、自分の年賀状に添える一言を自分で考えられないタイプの人のために、毎日ブログを更新しているわけじゃないのだ。
それにしても、昨年まではこの時期にこんなにまでアクセスが急増することはなかった。せいぜい 1,800 ぐらいのものだったような気がする。ということは、今年になって急に、手書きの一言をネットに頼る人間が増えたということか。あるいは、そこまでネットが一般化したということか。
上記の 「お断り」で推薦しておいた文例ページに飛んでみればわかるが、ほとんどが無難だがつまらないものばかりである。こんなんなら手書きにするまでもなく、最初から印刷しておく方がいいじゃないかと思うようなものもかなりある。
というようなわけで、なんだか、ちょっと「おやおや」的気分になってしまっている。
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