わさびの毒消し作用
私はカーッとくる辛さ、英語で "hot" と形容する唐辛子的な辛さにはとても強くて、カレーなんかも常に「激辛」指定なのだが、わさびの辛さ、あの「ツーン」とくる辛さには弱い。寿司屋で「さび抜き」を注文するほどヤワではないにしろ、あまりべったり塗られると絶句する。
子供の頃、どうして刺身にわさびを付けるのかと母親に聞くと、母は即座に「毒消し」だと言った。わさびで消さなければならないような「毒」 を、ずっと食わせられ続けてきたのかと驚いて、念のため祖母にも確認すると、祖母も即座に「毒消し」と言う。
子供心にはかなりショックなことだったが、かといって刺身を食うのを止めたわけではない。そのあたりは、かなりテキトーなものである。逆にわさびさえ付ければ刺身の毒は消えるとばかり、安心してどんどん食い続け、死にもせずに現在に至っている。
最近、ふと思いついて「わさび/毒消し」のキーワードでググってみたら、確かにわさびには強力な解毒作用があるということが確認できた。「わさびスルフィニル」という成分のおかげなのだそうだ。祖母も母も、そんな化学的知識はなかったはずだが、昔ながらの知恵というのは、なかなか大したものである。
「金印わさび機能性研究所」 というサイトに行くと、わさびスルフィニルの効果が詳しく紹介されている。
わさびスルフィニルには、解毒作用のほか、抗酸化作用、血流改善作用、がん細胞転移抑制作用、糖尿病合併症予防作用、花粉症軽減効果、炎症抑制作用、膝関節痛抑制作用、美肌効果と、かなり広範な効果があるのだそうだ(参照)。わさびもなかなか捨てたものじゃない。
ただ、このわさびスルフィニルというのは、本わさびに含まれている成分だそうで、その辺で売られてるテキトーに水増ししたようなわさびでは、あまり期待できないんだろうと思われる。せいぜい「気は心」程度のものなのかもしれない。
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