既成政党と首長新党という構図を巡る冒険
愛知のトリプル選挙は、河村陣営の圧勝に終わり、マスコミは橋下大阪府知事が代表を勤める「大阪維新の会」などと重ね合わせて、「既成政党対首長新党」というのが日本の政治の新しい構図だと言い始めている。(参照)
私は 1月 27日に「菅政権はそのうち衆院解散に追い込まれるだろうが、この状態で総選挙をしたら、民主党はボロ負け必至だ。自民党が政権に返り咲くのは、もはや織り込み済みと思っていいだろう」と書いた(参照)。
これは直近の総選挙の話としては、多分その通りになるのだろうが、有権者としても「民主党がヒドすぎたから、自民党に返り咲いてもらう」という理屈を無条件で受け入れたいわけじゃない。心の底では「民主党がダメだったからといって、またぞろ自民党でいいのか?」と、内心ジクジたる思いを抱いている。
こうした状況で、これまでとは全く違った政党が出現して、わかりやすく斬新な主張をし、さらにその地域の首長がその方向で実績を重ねたとしたら、かなりの支持を得ることができるだろう。地域単位で圧倒的支持を得て、それらが連合的に手を結んだら、国政の場でもかなりの影響力を発揮するに違いない。
首長新党は規模が小さいので小回りが効き、既に住民の支持を得て当選した知事なり市長なりが政策を主張するので、住民に受け入れられやすいというアドバンテージがある。さらに余計なしがらみがないので、自由な政策を主張しやすい。これからこうした首長新党が伸びる余地は十分にある。
おもしろいのは、これらの首長たちはそれぞれ「わかりやすい政策」を唱えていることである。有権者は「わかりやすい政策」を求めているのだ。それは小泉さんがあれだけの支持を集めた理由とかなり共通している。有権者は政治に「わかりやすさ」を求めているのだ。
それが本当に素晴らしい政策であるかどうか、そして 「本当によく理解されているのか」という疑問はあるにせよ、とりあえず「わかりやすく感じさせる語り口」が必要なのである。それは、5年半前、小泉自民党が総選挙で大勝した時に書いた「 モノ、はっきり言うちゅうこってすわ」という記事を読んで頂ければわかる。
この時の教訓を最もしっかりと生かしているのが、首長新党の代表たちだ。菅さんは全然逆行しているから、お話にならない。
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