阿波の徳島から、今帰った
一泊二日の阿波の徳島への出張から帰ってきた。夜の 9時頃に取手駅に着いたら、風の冷たさに驚いた。徳島も、今日は天気はよかったが前日に比べて 5度ぐらい気温が下がっていた。その冷たい空気が関東にも入ったものらしい。
それにしても、徳島の地は揺れなかった。泊まったのは眉山という観光名所のかんぽの宿で、風の音は夜通し聞こえたが、まったく揺れなかった。一晩地震を気にすることなく安眠できたのは、何日ぶりだろうか。大地が安定しているというのは、人間の精神衛生にとってかくも重要な要素だったのかと思い当たった。
度重なる余震で、精神的にしんどくなってしまった人は、関西以西に一時避難してみればいいと思った。余震を忘れていられるというだけで、精神的に本当に楽になる。人間らしい気持ちになれる。
昨夜、眉山の上から眺める徳島の夜景はきれいだった。翻って、羽田空港に着陸する際に見えた東京の灯りは、いつもよりずっと質素だった。さらに取手駅に着くと、北関東の地方都市の夜は情けないほど暗い。節電は当然にもしなければならないが、なんとなくうら寂しい気がしてしまう。一度に現実に引き戻された。
今夜もまた、余震で揺さぶられるのかと覚悟したが、今のところ、まだ体に感じるほどの余震にあっていない。少しは地面も安定してきたのだろうか。いやいや、まだまだ油断はできない。
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コメント
神戸の震災被災者として、体感的なビビリ具合があることは、とても共感できました。
私はどういう因果か、東日本大震災の際、運悪く出張で死ぬ思いをいたしました。
ほんま、なんで彼の地にこんな理不尽なことが短時間で起こったのか(これは諦観)、そして、その後の組織的対応はあかんのとちゃうか(これは政府等に対する批判!)
という基本的な気持ちが今も満杯です。
で、貴兄のお言葉に対しては愚弟からも「やっぱり油断は禁物」と申し上げます。
投稿: jersey | 2011年4月20日 00:25
jersey さん:
阪神淡路と、東日本の震災の両方を経験したというのは、すごいですね。
運の良し悪しを超えたレベルの巡り合わせのように思います。
実はこの記事を書いた直後に、ズーンとくる直下型に見舞われて、「ああ、関東に帰ってきたなあ」 と思ってしまいました。
別にそれほどおびえているわけでもないんですが、これだけ続くと、ストレスになりますね。
投稿: tak | 2011年4月20日 09:59