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2011年4月14日

浅草漫遊

今日は妙な一日で、午前中と、夕方から夜まで、浅草で仕事が入った。つまり、昼から夕方まではポッカリと暇だったのである。それも、浅草で。

それで、浅草のことを書こうと思うのである。浅草で午後に暇ができたとなれば、まずはちょっとひっかけて蕎麦でもと思う。それで、並木の藪で「にじよじ」しようかと思ったのだが、なんと店がない。

確かにあの昭和の面影をまともに残した店のあったはずの一画は、シートに覆われて工事中になっている。iPhone でインターネットに接続して調べると、建て替え工事に入っているという。

まあ、あのままの店構えでは、今回の地震に耐えられたかどうか怪しいので、それもよしとしよう。それで急遽予定を変えて、浅草演芸ホールに行った。昼の部のトリは、川柳川柳。この人の落語を、私は初めてナマで聞いた。

音に聞く「ガーコン」という演目を、これもまた初めてナマで聞いた。知ってはいたけど改めて笑った。

4時半にはけて、仲見世通りに向かうと、思いがけないほどの間近に東京スカイツリーが見えた。それで、この建物はチョー高い通天閣なのだと得心した。

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まことに妙な一日だった。

 

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コメント

スカイツリーのような近未来的な建築が
なぜ下町の風景にマッチするのか長らく謎でしたが
なるほど通天閣の既視感が作用しているのかもしれないと得心しました。
ところで原発問題などで浅草から外国人観光客が大幅に減って、
なにやら一昔前の浅草のようになっている、
という噂は本当でしょうか。

それにしても川柳師匠の生ガーコンとはうらやましいです^^

投稿: S太郎 | 2011年4月16日 07:18

S太郎 さん:

>なるほど通天閣の既視感が作用しているのかもしれないと得心しました。

それはまさに、「既視感」 でありました。

>ところで原発問題などで浅草から外国人観光客が大幅に減って、
>なにやら一昔前の浅草のようになっている、
>という噂は本当でしょうか。

そう言われれば確かに、外国人が極端に少なかったですね。

ただ若者が多くて人力車が人気なので、「一昔前」というほどではありません。

>それにしても川柳師匠の生ガーコンとはうらやましいです^^

軽くあと 10年はもちそうでした。
酒をやめれば、あと 20年? (^o^)

投稿: tak | 2011年4月16日 08:33

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