クインシー・ジョーンズのスープ
我が家の定番料理に「クインシー・ジョーンズのスープ」というのがある。基本はニンニクとベーコンをさっと炒めて水を加え、大雑把に切ったキャベツとジャガイモを入れて煮込んで塩胡椒で味付けしたものだ。具はこのほかに人参、玉ねぎ、キノコなど、適当になんでも加えていい。
これは妻の得意料理で、結婚前からちょくちょく作ってもらって食べていた。今では私の得意料理にもなっている。とにかく大雑把に作ればいいので、簡単な上になかなかおいしいのだ。で、妻はどこでこの料理を覚えたのかというと、高校時代に彼女の親友から教わったのだという。
で、これがどうして「クインシー・ジョーンズのスープ」 なのかというと、教えてくれた親友がそう言っていたからとしかわからない。まあ、ソウルフードっぽい感覚があるので、なんとなく納得の名称ではあるのだが。
近頃、妻が原チャリで転んで怪我をしてしまったので、まあ、大した怪我ではないのだが、私が料理を担当している。昨夜、久しぶりで「クインシー・ジョーンズのスープ」を作ったところ、家族中に好評だったのである。写真はグツグツに煮立っているところ。
私は昔から 「芋煮会」 で鍛えているので、ごった煮系は得意なのだ。このスープ、レシピは至って簡単だが、とくにダシをとったりしないので、塩胡椒の案配に微妙な難しさがある。野菜から出る甘みと喧嘩しない味付けが求められるのだ。今回は人参や玉ねぎなど、野菜をたっぷり入れたので、かなりの慎重さが求められた。
それにしても、これがどうして「クインシー・ジョーンズのスープ」なのかなあ。
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