テンキーが右側にあるって、イラつかない?
7年半前に「テンキーが右側だなんて、誰が決めたんだ?」という記事を書いた。テンキーが右側あるのは、これはマウスというデバイスが登場する以前からの因習で、右手でマウスを使うからには、テンキーは左手に担当させるという分業体制でいきたいものである。
ところがその年の春、私はついにテンキーが左側に付いたキーボードを入手した。これはとても便利である。ディスプレイ - キーボードのセンターライン - 自分の体が一直線上に並ぶので、不必要に体をねじる必要がない。下に写真を載せておく。
とくに、エクセルに数字を打ち込む作業をしている時などは、右手のマウスでセルを指定し、左手でテンキー操作をするという両手使いができるので、仕事がものすごく速く進む。テンキーが右側にあったら、右手だけでマウスを握ったりカーソルキーを打ったりテンキーを打ったりしなければならない。
私は今、左側にテンキーのあるキーボードにとても満足しているのだが、今日、出先で会った人たちに「テンキーが右側にあるのって、かなりイラつきません?」と聞いたところ、誰もそんなことは考えたこともなかったというような返事だったので、私としてはものすごく意外だった。
「テンキーが右側で不便だと思ったことなんて、一度もない」「そもそも、左手でテンキーなんか打てない」というのである。
しかし、テンキーが右側にあることの不便さに気付かなかった人も、左側に外付けテンキーを置いて作業してみれば、そのあまりの便利さに目から鱗が落ちたような気がするはずだ。
私はノート PC に外付けテンキーを付けて作業している人に、「そのテンキー、左側に置いてご覧なさい。ものすごく能率が上がるから」と勧める。すると大体の人は 「左手でテンキーなんか打てませんよ」と言う。それでも「だまされたと思ってトライしてみて」と言う。
そして 1週間後にその人の元を訪れると、テンキーが元からそうであったかのごとくに左側に置かれていて、「だまされたと思ってやってみたら、本当に便利。もう右側にテンキーを置くなんて、考えられない」と言ってもらえたりする。
ところが最近は、ノート PC のディスプレイもワイド型が増えて、それに伴って、ノートの分際で右側にテンキーが付いたモデルが増えている。これは私に言わせれば、「余計なお世話の最たるもの」だ。テンキーが欲しかったら、外付けを左側に置くに限るのである。
実は私のお気に入りの左側にテンキーのあるキーボードは今、7年の酷使のためにかなりガタがきている。しかしどういうわけか、このモデルを買い換えようとどんな大型店に行っても、左側にテンキーの付いたモデルはもはや見当たらない。既に製造されていないのかもしれない。
こうなったら、テンキーレスのキーボードと外付けテンキーを併用するしかない。というわけで、私は今、使い心地のいいテンキーレス・キーボードを探している。
【9月 2日 追記】
右手によるマウス操作と、左手によるテンキー操作による合わせ技は、右手のマウスで範囲指定して、左手でショートカットキー 【"Ctrl + x" (切り取り)、"Ctrl + c" (コピー) "Ctrl + v" (貼り付け) など】 操作を行うと抜群に効率的というのと同じ感覚なので、是非試してもらいたいところである。
ショートカットキーによる操作はあちこちでオススメされているのに、テンキーを左側において同様の感覚の操作をすることは全然無視されているというのは、本当に納得がいかないのである。
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