発表されたのは、iPhone 4S だったのだね
10月に発表されるのは iPhone 5 になるのかと思っていたが、実際に発表されたのは iPhone 4S というバージョンだった。「なーんだ」 という失望感があったのか、Apple の株価が一時ちょっとだけ下がったようだが、個人的には「まあ、順当なところなんじゃないの?」なんて思っている。
その一番大きな理由は、自分の iPhone 4 の 2年縛りが、来年の 11月にならないと解けないことである。自分が買い換えるのは来年秋までに発表される iPhone 5 で、iPhone 4S はスルーすることになるので、ある意味、どうでもいい。こうしたプライベートな要素の強い買い物は、思いっきり自分勝手な判断になるのである。
それでも、現在 iPhone 3GS を使っていて、近々 2年縛りが解けて 4S(SBM だろうが au だろうがどっちでも構わないが)に買い換える人は、ちゃんと満足するんじゃないかと思う。私自身、昨年の 11月に iPhone 3GS をうっかり洗濯機で洗ってしまったので、2年縛りが解けないうちに iPhone 4 に機種変更したのだが、使い心地にはとても満足した。
いち早く iPhone 3G を買ってしまっていた人から見ると、3GS の動作のサクサク感がかなりうらやましいものだったらしい。そしてその 3GS ユーザーだった私が iPhone 4 のサクサク感に満足したのだから、3GS から 4S に乗り換える人は、輪をかけていい気持ちになれるだろう。
個人的にちょっとそそられるのは、カメラ機能の進化である。iPhone 4S のカメラは 800万画素になり、しかも内蔵の処理システムが進化して、光量の少ないところでもきれいな写真が撮れるようになっているらしい。そして、ロック画面からすぐにカメラを起動できるというのも魅力だ。
私は「和歌ログ」というサイトに毎日写真を載せているのだが、最近はもっぱら iPhone 4 で撮った写真を使っている。3GS の時には、ブログに載せる写真を撮るには力不足だったが、iPhone 4 のカメラ機能は十分にセーフだ。それがさらに進化するとなったら、コンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)を持ち歩く必要はさらさらなくなる。
ちょっと横道に逸れるが、近い将来、コンデジの需要は、とくに入門機種を中心にかなり減るだろう。ケータイやスマホのカメラ機能で十分ということになるだろうからだ。スマホのカメラで満足できない人は、コンデジの中級以上か、デジタル一眼を買うということになるんだろうと思う。
私としては来年の 11月以降に、より進んだ機能搭載の iPhone 5 を入手することになる。それまでに、手持ちの iPhone 4 を洗濯機で洗ってしまったりしないように、しっかりと気を付けるのである。
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コメント
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりましたね。
直接アップルのユーザーであろうとなかろうと、世界中の人々の生活を大きく変えることに寄与した経営者という評価は本当にその通りだと思います。
ビル・ゲイツ、ジェリー・ヤン、セルゲイ・ブリン、米国にはそういう偉大な業績を挙げている人がテクノロジーの分野だけでも大勢いますね。
日本で言えば盛田昭夫でしょうか。最近で言うと三木谷氏と孫氏なのかなあ(孫さんは毀誉褒貶いろいろですが、価格破壊というのは、日本の社会では重要だったと思います)。
もっとこういう人たちが現れ、活躍できる世の中になってほしいですね。
合掌。
投稿: きっしー | 2011年10月 6日 10:05
きっしー さん:
iPhone 5 じゃなくて 4S だったのは、"for Steve" だったんだという話も出たぐらいで、偉大な人でしたね。
しかも、私より若いなんて。
投稿: tak | 2011年10月 6日 14:47