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2011年10月16日

iOS 5 にアップデートした iPad でフリック入力するには

iOS 5 へのアップデートで、iPad でもフリック入力が可能になるとアナウンスされていたのだが、見たところ、どうもそんな感じじゃない。日本語入力の画面上のキーボードは、相変わらずローマ字入力用と、50音入力用しか見当たらないのだ。

私はケータイのテンキー入力は死にそうに面倒だが、iPhone のフリック入力はかなり気に入っていて、いつも使っている。これが iPad でもできるようになればいいなあと、日頃から思っていたのである。

ところが、せっかく iOS 5 にアップデートしたというのに、フリック入力用のキーボードが全然表示されない。もしかしたら、アップデートに失敗したのかなあと思って、設定画面で確認したのだが、ちゃんと 「iOS 5.0 お使いのソフトウェアは最新です」 と表示される。一体どうなってるんだ?

あちこちインターネットで調べて、ようやくわかった。50音キーボードを上に引っ張り上げると、あ~ら不思議、フリック入力用のキーボードに変わるのである。

こんな具合だ。

Img_0049
一番右下にあるキーは、これまでは表示されたキーボードを非表示にするためだけのものだったと思うが、iOS になってからは、ここにタッチして上に引っ張り上げることも可能になったのである。

引っ張り上げると、こんな感じになる。

Img_0050_2

キーボードが左右に分割されて、右側にフリック入力用のキーボードが表示された。左側に変換候補が表示されるので、見やすい。ちなみに、QWERTY キーボードも同様に上に引っ張り上げると、左右に分割されて、電車の中で両手にもって文字入力したいときなんかに便利である。

しかし、私はこれにちょっとだけ不満なのである。というのは、今年 5月 14日の「左利きの痕跡」という記事で書いたように、私はケータイやスマホの操作をするときには、フツーの右利きと違って、左手の指を使うのだ。

だから、この配置だと、右手で iPad をもって左手でキーボード操作をすることになり、ビミョーにやりにくい。左右の位置を入れ替えられないのかなあと、色々試したがそれはできない相談のようなのだ。

というわけで、私は iPad で日本語入力をするときには、両手に持って左右分割したキーボードでローマ字入力するということに落ち着きそうなのである。まあ、じっくりやりたいときには、外付けキーボードもあるしね (参照)。

 

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