キム・ジョンウンがあんなに見事にデブである理由
今やほとんどの先進国で、肥満はマイナス・イメージの代表格になっている。米国では「肥満は出世できない」とまで切り捨てられ、ごく普通の体型でさえ、近頃では「ちょいデブ」と見なされてしまうほどだ。
そんな中で北朝鮮の次期指導者、キム・ジョンウンはまだ若いというのに、堂々たる二重あごにふくよかすぎる頬、でっぷりした腹部で、誰がどういおうと肥満体、要するにデブである。国民が飢えている中で、あんなにも堂々とデブでいられるというのは、なかなかの厚かましさである。
国民とともに苦楽をともにすることを願う日本の皇室とは、どえらい違いだ。多くの国民が食べるものもなく飢えているのを知りながら、肥満体をさらしているというだけで、次期指導者は信頼に値しないと切り捨てる人も多い。
しかし北朝鮮という国は、どうやら肥満に関するイメージが、他の国とは違うようなのだ。指導者は「差別化要因」として太っている必要があるらしい。「普通の人とは違うという他者との絶対的差別化で "貴種" をイメージ付け人民に君臨するため」というのである (参照)。
そういえば、かの有名な「喜び組」の女性たちも、どちらかというと「ふくよか系」の顔立ちと体型である。同じ朝鮮半島でも、やたらとすらりとした体型を強調したがる韓流アイドルたちとは、シルエットが全然違う。
キム・ジョンイルも、3年前に脳卒中で倒れてからは急に痩せた姿をみせていたが、すぐにすっかり肥満に逆戻りした。脳卒中で倒れた者にとって肥満は命取りになるはずなのに、それでもしっかりと太って見せたのである。「肥満による統治」へのこだわりがあったとしか思われない。
「飽食の国」では、運動もせず食欲に負けて肥満するのは、人格的な弱みをさらけ出すことに他ならない。しかし「飢餓の国」では、肥満していることが「普通の人とは違う」カリスマ・イメージを醸成することになるようなのだ。
人間が食い物に困らなくなって「飽食」になってしまったのは、最近のことである。普通の人がちょっと油断すると肥満になってしまうというのは、本当に最近の現象なのである。それ以前は、肥満は「豊かさ」のシンボルで、それほどマイナスのイメージってわけじゃなかったのだ。
ちょっと前までは 「それほどマイナスのイメージってわけじゃない」 となっていた肥満が、カリスマ・イメージを醸成するというのは、とどのつまり、国が相当貧しいということの証明になる。どうやら指導者が太っている国というのは、ヤバイということになりそうである。
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コメント
我が日本の首相も、いささか肥満の感がありますね…^^;
投稿: もりけん | 2011年12月28日 23:31
もりけん さん:
>我が日本の首相も、いささか肥満の感がありますね…^^
確かに、ちょいデブですね ^^;)
投稿: tak | 2011年12月29日 11:46
正恩氏の肥満体は正面から見ると異常ですね。北朝鮮で一番の肥満体でしょう。あれでは糖尿病など病気の宝庫になりそうですね。肉体の寿命が早く来そうです。
腕時計も相当高価なものだなと思ってググって見ると、どうやら770万円らしい。
そんな正恩氏に人民が忠誠をつくすとは到底思えない。
表面上はそうするんでしょうけど。
投稿: ハマッコー | 2011年12月30日 19:02
ハマッコー さん:
腕時計が 770万円ですか。私の腕時計なら 1,000個近く買えますね (^o^)
彼はまだ若いからいいですが、中年過ぎたら (もしかしたらその前から) よれよれになりそうですね。
投稿: tak | 2012年1月 1日 13:17