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2012年2月19日

「ハートアタックグリル」 という命がけのジャンク

CNN が "Heart attack at Heart Attack Grill" (ハートアタックグリルで、ハートアタック [心臓発作] 発生) というニュースを伝えている。

ハートアタックグリルというのは、アメリカ、アリゾナ州にあるハンバーガー店で、CNN によると、こんなような店である。

ハートアタックグリルはこれまでにも、「死んでも食べたい」「現金オンリー。小切手だと決済前に死んでしまうかもしれないので」といった宣伝文句で物議をかもしてきた。メニューは「フラットライナー(『死亡した患者』 の意味)フライ」「バターファットシェイク」などをそろえ、看護師の格好をした女性ウエートレスが「処方箋」と称して注文を取る。店内はたばこの煙が充満し、体重 350ポンド(約 158キロ)以上の客は無料で食事ができる。

この店で、6,000 キロカロリーの 「トリプルバイパス・バーガー」というのを食べた客が心臓発作に見舞われて、病院に搬送された。この客は一命をとりとめたというが、まさに「死んでも食べたい」というキャッチコピーが現実になりかけたわけだ。

ところでこの店の「ナース」(ウェイトレス) は、ずいぶん色っぽい制服を着ているみたいで、なんともアメリカっぽい佇まいである。

今や常識になってしまったが、アメリカというところはとにかく食い物を食い過ぎるところで、ニューヨークなんかはまだ比較的ましだが、中西部のシカゴなんかでは、普通のレストランの食事でさえ死ぬほどの量を食わされる。

私なんか、出されたメシは残さない主義なので、日本男児のプライドにかけても完食しちゃうのだが、翌朝になってもまだ、腹一杯どころか首まで一杯みたいな気がしてしまう。そのぐらいのテリブルな量の食事を、隣のテーブルでフツーのかわいいおねえちゃんが、軽い気持ちで平らげてしまうのを見るにつけ、「こいつら、人間じゃねえ!」と思う。

日本でもおなじみのチェーン、Subway でサブマリンスタイルのサンドイッチを注文する時、「ハーフサイズ」(日本の Subway では基本の大きさ)と言うと、カウンターのおねえちゃんがびっくりして目を見開き、"Really?"(本当にそれでいいの?)なんて聞いてくる。

余計なお世話だと思ったが、見ているとスキニーな若い女の子でも、倍の「ワンフット・サイズ」に、じゅるじゅるの肉をはち切れんばかりにはさみこんだやつを、当然の如く注文しているので、"Really?" と聞きたくなるのももっともな話かもしれないと、妙に納得してしまったりする。

彼らが日本に来て、日本食レストランで精進料理みたいな夕食を取ったら、たまらなくもの悲しくなってしまうだろう。

まあ、そんなだから、彼らは中年過ぎるとたいていデブになってしまうのだが、周り中デブばかりなので、そんなにみっともないようには見えないというのも、因果な土地柄である。私なんか、シカゴの街のショーウィンドウに映る自分が、うっとりするほどスリムに見えたりしてしまう。

こんなに異常なほどに肉を食うというのは、いずれにしてもエコじゃない。たらふく肉を食うというのは、10人ぐらいの人間を養うことができる量の穀物で育てた家畜を、1人で食ってしまうということだ。単純に、資源の無駄遣いである。

 

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コメント

以前付き合っていたアメリカ人が日本に来て10キロ以上痩せた理由がわかりました。日本のマックfuckって(笑)なんし肉が好きやったんやなぁ・ω・`

投稿: のあ | 2012年2月21日 21:55

のあ さん:

日本のフツーの食生活をしていたら、アメリカ人は痩せるでしょうね。

日本のマックは、米国のマックに比べたら小鳥さんの食べ物みたいだし (^o^)

投稿: tak | 2012年2月21日 23:36

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