郵便物が途中で消える件
「郵便物を配達せずに処分 隠蔽で支店長自らシュレッダー」というニュースをみて思い当たったことがある。とりあえず、そのニュースはこんなのだ。
郵便事業会社三島支店(静岡県三島市)で昨年 5~11月、男性配達員の社員がはがきや封書などの郵便物 100通以上を配達せずに隠し、事実を知った当時の支店長らが協議の上、隠蔽のため一部をシュレッダーにかけて処分していたことが 28日、分かった。
思い当たったのは、その昔、某団体勤務をしていた頃のことだ。当時、団体所属企業 300社以上にしょっちゅう郵便物を出していたのだが、時々こちらから郵送した通知が先方に届いていないということがあった。
印象では、10回郵送すると、1回届かないケースがあった。1割届かないというわけではなく、1度に 300通の郵便物を 10回出すと、1回は 「ウチに届いてない」と言ってくる会社が 1社はあるという感じである。確率で言えば、3000分の 1 、つまり 0.03%ぐらいということだ。ざっくりとした印象にすぎないが。
このうち、半分以上はちゃんと届いたのに、社内で紛失してしまったということなのだろうと思うが、どうみてもそうとは思われないこともある。めちゃくちゃ乱暴な推定だが、郵便物は 0.01%ぐらいは届かないといっていいのかもしれない。
そんなわけで、私としては、「郵便というのは、案外途中で消えてしまうものだ」と密かに思っていたのである。ただ、それを言っても誰も信じてくれないので、あまり口外していなかった。
ところが、上記のニュースを読んで、やっぱりそうしたことがあるのだとわかった。ゴキブリが 1匹いたら 100匹いると思えというが、こうしたケースが 1件露呈したということは、同様のことが 100件あったとしても不思議ではない。まじめな郵便局員の方にしてみれば、とんでもない暴論かもしれないが。
幸いなことに、私が個人的に送った郵便物は 1度も途中で消えたことがない。ただ、1度に 300通も 500通も送ったら、10回に 1回は、そのうちの 1通ぐらいは途中で消えてしまうかもしれないと思っている。
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コメント
最初に読ませていただいたときに、3000分の1の計算がおかしいと思いましたが(0.3%ではなく0.03…%)どなたかがご指摘されるのではないかと知らぬふりをしていました。
でも、ここは3000分の1を1000分の3に修正される方がスッキリするのではないかと思います。
細かいことですみません。
投稿: jerjey | 2012年4月 1日 01:21
jerjey さん:
ご指摘ありがとうございます。
「算数」を間違えました。お恥ずかしい。
とりあえず、0.03% に修正しました。
投稿: tak | 2012年4月 1日 09:43